ネタバレ・感想あり鬼人幻燈抄のレビュー

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号泣の7巻
2021年9月8日
物語で泣けないタイプの自分が号泣した7巻
正義も悪も分からない時代を生き続ける不器用な男の物語です
長い話ですがここまでは読んで欲しい気持ちです
ちなみに妹が鬼にされ鬼を退治する話ですが、鬼滅より前からwebで投稿していますし、内容も違います
儚くも心暖まる内容です。
2021年2月23日
6巻まで読みました。時代劇とファンタジーを掛け合わせた作品ですね。
内容は重い時もありますが、心なごむサイドストーリーもありバランスが良いと思います。
戦闘もあるのですが、昨今の流行りである無双系とは異なり、パワーバランスの丁度良い感じでまさに王道と言った感じに仕上がっていると思います。
文章構成はキャラクター同士の台詞の掛け合いが心地よい小説よりはライトノベルに近い感じもします。ですが、内容と相まって幅広い年齢の方にも楽しめる作品ではと思います。
書籍ではソフトカバーで販売されているため、高価で場所も取る事を考え購入を躊躇っていたのですが、電子書籍かつクーポン&セールで文庫本価格になっていたため、まとめ買いで読むことが出来ました。
購入して良かったと思える作品です。
切ない。
2020年12月23日
まだ1巻しか読んでいませんが、なんとも悲しいスタートです。
愛ゆえに、こじれてしまった男女。
そして、おのれの思うままに鬼は闊歩し、周囲の思いも利用していく。
続きも読んでいきたい作品です。
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落ち着いた物語
ネタバレ
2019年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ webで一度最後まで読んだんですが、何故書籍化されてないのだろうと思った記憶があります。なろう系の多く出版している会社からは受けないと評価されたのかもしれない。とても惜しいと思いつつそれも忘れていたら、いつの間にか二巻まで書籍化。おめでとうございます。
鬼、兄、妹と漫画の鬼滅の刃と似たような設定ですが、こちらは、兄妹で、敵対するような関係です。妹に対しての様様な思いがからまって、感情も含めどう始末をつけたらいいのか悩みつつ時代が移り変わっても答えは出ない。そこにまどろっこしいという感じはなく、むしろ最後にどう妹と向き合うのか逆に気になるくらいでした。時代時代で、関わる人たちとの出会い交流し、当然のように別れがあり、そしてまた出会う。読んでいてせつなかったり、うれしかったりと様様な気持ちにさせてくれます。熱い展開で盛り上がるような場面は少ないかもしれませんが、静かに物語が進んでいく感覚が個人的にとても好きです。
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作家名: 中西モトオ
出版社: 双葉社