東西シリーズ4作目、双竜唐獅子→爽碧緋炎→満月新月→清廉逆賊の順番です。
東の清廉、西の逆賊、まさにタイトル通りの展開に思わず膝を打ちました。
廉の本音、颯太の芯の強さ、そして東西極道の立ち回りに興奮しっぱなし。
加えて洋平とアツシの廉に向ける情もタイトルと重なっていてしんみり‥
最後の最後まで読者を惹きつける筆の勢い、ラストの落とし所では思わずさすが!と唸ったもんです。1作目から勢いそのままに、いやどんどん加速していく面白さにどハマりしました。以前読んでレビューしていなかったので再読しましたが、何度読んでも面白い!笑いと非道、この両面を併せ持った極道の世界観は綺月先生ならでは。本当に読み終わるのが勿体無いと思うシリーズでした。
龍と竜5冊、獣3冊を読んだ後にご賞味下さい。面白さは格別です。