設定だとか仕掛けなんかは純文っぽい退廃的な雰囲気が溢れてるのに、文章がラノベっぽい直裁的な言葉の羅列のせいで表現の幅が狭いというか余白がないというか。
オムニバス小説で各ストーリーのラストがエンタメっぽいので、純文とラノベがミックスされて中2っぽいなぁー。って、読んでてムズムズした。
サロメのいない金曜日は、ちょっと良かった。歪んだ人間が擬態して(るつもりはないのかもしれないけど)社会で生きてる姿は良きでした。
サロメが良かっただけに、こどもたちの素数の中2感がしんどくて途中で挫折。。
最後の編だけ読みきれませんでした。
村上春樹とか太宰とか三島とかを匂わせる箇所があったので、やっぱり純文は意識してるのかな?
平面的な抽象画のような作品でした