ネタバレ・感想あり反逆のソウルイーター ~弱者は不要といわれて剣聖(父)に追放されました~のレビュー

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現時点では名作と言えるレベル
2024年2月7日
途中までものすごい高いレベルの作品が、意外な展開を狙って駄作となることもあるので、今のままならばという注釈は付くが、おそらくファンタジーの中で名作といえるレベルの作品。ライトかどうかは別として。
深く作り込まれた世界観、類をみない表現力とともに、練り込まれたストーリー、そしてかいまみえる作者の方の美学と名作となるべき要素を兼ね備えている。
主人公に弱さがあり、人間らしさがきちんと表現されているのも素晴らしい。いわゆるチート系だと完璧超人になることが多くてストーリーがふくらまない、または、そんな判断をするチートってただの無能、みたいな物語になってないのがすごい。
いわゆる性的な表現とかR指定要素が生々しいところが好き嫌いは別れるかもしれないけれど。
人間臭さとか、敵キャラの信念的な部分とか、味方も敵も人間らしい嫌らしさとかとにかくレベルの高い素晴らしい作品だと思います。
よく考えて書かれている
ネタバレ
2022年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魂を喰らうとのことで結構残酷な復讐物語かと思いましたが、主人公は相応の復讐をしたら許すなど一定の線引きがあり、そこまで残酷でなく、弱者を助け、恩義には報いるという騎士のような面もあり好感が持てました。
またチートで力押しというわけでなく、策を講じて復讐を行う策士の面もありバランスが取れているなと感じました。
物語の世界観も4巻以降はっきりしてきてよく考えて書かれているなと思いました。
値段が少し高めなので購入する時ためらいましたが、買ってよかったと思えるくらい面白かったです!
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