愛がほしいヒロインと、愛だけは差し出せないヒーローの情熱的な恋愛話でした。今まで読んだハーレクイン小説に比べると、話は短めでした。なので、紆余曲折とかはなく、二人が出会った亡き祖母での家でのやりとりが長く、そこを出て初めてストーリーが展開して行ったように個人的に思います。何だかいまいちヒロイン、ヒーローともに感情移入できなかったのが残念でした。それぞれに悲しい過去はありますが、それほど重いとも思えませんでした。過去がもっと凄惨だったら、お互いの傷を癒やすなどドラマティックだったかもしれません。ただ普通に男女として求め合う二人のお話でした。最後は良かったので、星4つにしました。
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