ネタバレ・感想あり人間であることのレビュー

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時実利彦と言う人が生きた時代
2023年12月10日
私達が生まれる前に亡くなっています。没1973年
何もかも古いけど、共通することもある。
日本語で書いてあります。和製英語の走り的な著書です。
脳の話が古い。
現代医学で、脳機能は、ほぼ休まず働いていることが化学的に立証されている
前時代の電気刺激がどうのこうのと言う世界線
宗教的理念での人間、心理学的見地と解剖学的見地、生理学的見地、動物愛護協会に訴えられる動物実験。
昔の人(御年寄なリまだご存命?)の戯言の根源ここにありって感じです
たとえば、脳のシワが多い方が賢いとか都市伝説です。
バカバカしいとも言える。
心頭滅却云々は、仏教用語です。甲斐の恵林寺の僧快川の辞世の句では、あるけども、仏教の臨済宗の教えなので誰でも知ってるで良いと思うけどな。とか解せないと突っ込みながら読むほんです。
この時代の人にありががちな、聖書持ち出して来るとか、ちょっと現代では、与太話とも言えないことも無い事です。
感覚は、五感だけでは無いことが化学的に立証される前の話し。
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作家名: 時実利彦
出版社: 岩波書店
雑誌: 岩波新書