ネタバレ・感想あり球環譚のレビュー

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愛…って色々なのね。
2023年2月21日
花晶奇譚シリーズ3冊目。今回は、仕者見習いと医師がペアでした。今回は、後半「えええっっ?」と驚いたと言うか…愛し方は色々なんだなと。きっと真似できない。今回のペアである仕者見習いさんは、どちらかと言うと少し影が薄かったけど、頑張ってと応援したい。月夜堂先生の作品は、どれも不思議な感覚。とってもオススメ。
花晶奇譚シリーズ③
ネタバレ
2022年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作は人の複雑な「感情」描写が面白かったです。
登場人物も多いですが、至るところに三角関係が。嫉妬や執着が渦巻いてました。

今回の舞台は杏果村。主要人物は「魔」を封じる力を持つ巴医師と医の仙の仕者寒竹・水呼と更にその仕者幾何。雪留和信と室。室の元妻にとり憑いていた水の魔。看護師の流香。矢印は好意を示します。
幾何→巴
雪留↔️室
雪留→流香
水の魔→室
一番驚いたのは巴↔️雪留の関係で、お互いを一番心の奥深くに想っていることはおくびにも出しません。水の仙の仕者淙が室に想いを寄せる水の魔を煽って愛憎を面白がったり「ドロドロで魅せてくれる内容だな」と思いながら読みました。2019年発行。

鎮めとして室の代わりに水の魔に拐われた雪留は無事のようなので、シリーズ一作目『花晶奇譚』で病の魔に拐われた芽生と共に早く救出されることを願います。そこまでどう繋がっていくのかも楽しみです。
表紙のピンポンマムがコロンとした形で可愛い。花言葉「真実」「君を愛す」「私を信じて」
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3作目:魔封じ実力者登場
ネタバレ
2021年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 《BL小説》医療系ファンタジー
'病の魔'を封じる力を持つ医師の〈花晶奇譚シリーズ〉3作目

前二作は魔封じの能力が本人自覚前(史彦医師・東里医師)でしたが、今回は30年近く活躍している実力者(巴医師)登場で、話もグッと深まりようやく本題なのかな。
病の魔&水の魔の複合体の魔が相手。

1作目からは、医の仙人の仕者(寒竹さま・水呼さま)、看護学生流香(紫水晶の腕)が看護師として、風の一族の数多などが参加し協力体制を取ります。

某医大公衆衛生研究所の巴医師と助手幾何(魔を見つける能力)は、杏果村の診療所から呼ばれると封じに向かう。 その杏果村が舞台。面白かったです。

巴医師の封じ方に驚いたけど、それよりもこの巴医師は、人として愛する男と、魔封じ医師としての生涯伴侶と決めている男が別!!長年活躍していても未だ伴侶が居ない変わり者。二人の男性も気の毒。

水の魔の怨念は怖い。好いた男(陶芸家・室)を探し求め(室は魔が見えず)暴れまくる。1作目では看護学生が、今回はある男性が魔に連れ去れたまま。病の魔を封じたけど今回は誰も幸せになっていないシコリを残す終わり方^^;

(花晶奇譚→吉夢結→球環譚→胎華)
3作目。
ネタバレ
2023年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回の巴医師。
魔の封じこめの仕方が独特。
そして、生涯をともにするときめてる使者と人間として好きな人、2人どちらかを選ぶわけでもない、自由さがある。個人的には花晶と史彦とかのように、互いのみが好きなので、星へらしてしまいました。ストーリーは好きなのですが。
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作家名: 月夜堂
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: 書肆月夜堂