ネタバレ・感想あり星の子のレビュー

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心を揺さぶる余韻と人間への深いまなざしが
ネタバレ
2026年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 繊細な筆致で、「信じること」が家族に何をもたらすのかを丁寧に描き出した一冊

善悪では割り切れない親子の愛情と、外の世界との間で揺れる少女の心の動きが胸に深く残る‥
登場人物の誰かを一方的に責めるのではなく、それぞれが大切な人を守ろうとした末の選択だからこそ、読み手の価値観まで問いかけられます
宗教二世という題材を扱いながらも、人が何かに救いを求める切実さや、家族という存在の複雑さが普遍的な物語として響く
結末は明確な答えを示さないからこそ、読み終えたあとも何度も思い返し、自分ならどう受け止めるのかを考える‥

心を揺さぶる余韻と人間への深いまなざしが詰まった、記憶に残る傑作
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信じることの善悪
2020年9月27日
もうすぐ公開の芦田愛菜ちゃん主演の映画の原作ということで興味を持ち購入。ある人から見ればただの怪しい宗教団体、またある人から見れば幼い娘を救ってくれた奇跡の教祖様の率いるグループ。いつどんなタイミングで何を信じるようになるか、或いはのめり込んでいく家族から距離を置くようになるか、何が良くて悪いのか善悪付けるのは難しい。
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作家名: 今村夏子
出版社: 朝日新聞出版
雑誌: 朝日文庫