題名や表紙はほのぼの甘い感じですが、話は切ないシリアスなので、ほんわかハッピーを期待して読むとあれ？となるかも。ページをめくると急に駅弁？なイラストでちょっとびっくり。
おっとり心優しい相楽は妖怪が視える体質。周囲はおろか家族からも理解されない辛い毎日。唯一相楽に優しくしてくれる久瀬もまた、家族に捨てられ虐げられ相楽だけが心の支え。辛い。
漫画家になった相楽は表紙の猫又＆狛犬たちと生活中。久々の再会を果たした二人でしたが、相楽がある時見つけた羽のある赤ちゃんを育てるため同居生活スタート。
久瀬が相楽に煮詰まりまくり、生真面目過ぎて悩みまくり。ぎくしゃくしては気が遠くなり、心臓がドドドドド！なのがかわいい。傷つく二人が寄り添えて良かったです。
後半は急に4年後。子育てメインかと思いきや、赤ちゃんの親登場でかなり不穏。悲しい事情も発覚。そして別れ……。涙涙でしたが、最後はハッピーエンドでほっと一息。
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