てんこ盛り過ぎるというか、個人的にはあまり好きじゃないタイプの作品です。シリアスとギャグと展開の意外さとか政治的な思惑とか、場面がしょっちゅう飛ぶけど、触れ幅がスゴくて読んでて疲れます。個人的に感じるのは、作者の人がハラハラさせたいとか笑わせたいとか意図を持って描いてて、物語を読んで出てくる自然な感情とかじゃなく、そうさせたい感が強く感じる、強いエピソードとか展開を連発する作品はあまり好きじゃない。
ただ、読めないことは無いので好みの問題かな、とは思います。ハリウッド映画のような世界の危機にコミカルなコメディを入れ込んだような作品だと思います。シリアスな流れとコミカルなのが激しく入れ替わるのが好きな人ならよいかと思います。僕はあまり好みではないです。一応、今後が気になるから続きは買うのは買って流し読みするかなーという感じです。