しゃぱけシリーズ大好きです。長崎屋の一人息子の一太郎が病弱ながらも妖たちの助けを借りて江戸の難事件や珍事件を解決します(というかしょっちゅう巻き込まれます)。自身が病弱なことを受け入れて、できる範囲で動こうとする、けどときどき暴走する一太郎のキャラクターに好感がもてます。妖たちのちょっと常識がずれてるところが面白いです。鳴家がとにかくかわいいです。柴田ゆうさんの描く鳴家が好きすぎて一時期表紙をコピーして鳴家だけ切り取って集めていました笑。シリーズ全体がサザエさん時空ではなくきちんと時間が進んでいくのがいいです。栄吉が修行に行き、許嫁ができて、新たな友ができ、妖の知り合いが増えて…。いつか一太郎が店を継ぐ時は来るのだろうか、もし来たらしゃばけシリーズは終わってしまうのか。新刊が出るたびにドキドキします。