なんだろう、一人称視点で物語が進んでくから本編だと口数少なくて何考えてるかよくわからないローの人物像とあんまり一致しなかったっていうか。良くも悪くも原作者じゃない方のキャラに対する解像度とか個人的な理解とかが強く反映されてるのもあってよくある二次創作読んでる気分だった。どれぐらい原作者が関わってるかはわからないけど、一つ一つの心理描写を細かく指示してるとは考えにくいし(仕事量とか原作でキャラがその時考えてることを描くことはあっても細かい心理描写はそんなにないことも踏まえて)。少年期と今じゃ考え方が異なるって言われればそれまでなんだけど。あとは元が少年漫画とはいえ言葉の使い回しが不満点だったかも。
とまぁ色々難癖は付けちゃったけど物語自体は面白いし、原作は原作、これはこれ、って割り切れる人や単純にローが隣町に向かった後のことから旗揚げまで何があったのか気になる人にはおすすめする。