このレビューはネタバレを含みます▼
椹野道流さんの作品のファンです。主人公の法医学者伊月とその親友の刑事筧との関係が好きです。口が悪いけど可愛いところがある主人公と、それをそばで見守る穏やかな親友の掛け合いは、見ていてほっこりします。もちろん、死体の解剖シーンや、酷い過去のトラウマを抱える先輩法医学者のシリアスな話や、ひき逃げ事件なども出てきて、ハラハラしたり辛くなったりもするのですが、伊月と筧や、それを取り巻く優しい先輩たち、刑事たちが、それらをよい感じにマイルドにしてくれています。椹野道流さんの別作品で、法医学者のお話があるのですが、作品本人も医師で法医学専門とのこと。医療用語もたくさん飛び交いますが、読み安く、一冊あっという間に読めました。