イラストはあまり好みではなかったものの、ストーリーは面白かったです。といっても悪役令嬢に転送した主人公がざまぁ、的な軽いものを期待している方はやめたほうがいいです。途中から最早転生設定どこ行った?というくらい主人公アイリスは領地運営にがっつり取り組み、大河ドラマ的なボリュームあります。6巻以降はアイリスの母メルリス子供時代からのストーリーになります。こちらの方が恋愛場面あり戦闘シーンありでわかりやすい反面、血生臭い場面もたくさんあります。この第2部を読んで改めて王家、アルメリア公爵家、アンダーソン侯爵家の繋がりや人間関係がよくわかり、その後第1部を読み返すとさらに理解が深まりました。