ネタバレ・感想ありロメリア戦記のレビュー

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面白いのは面白いけど。
2023年8月7日
作者の方は軍記が書きたいっぽい。秀作ではあるので、オススメはします。戦場の描写などについてリアリティがあり、面白い。レヴューが悪くて読まれないのは惜しいので星5をつけておきます。ただ、ファンタジーの軍記モノとするならば初期設定や心理描写でリアリティを損ねている点が今後の作品に活かして欲しいと思ってます。主人公の過去、恋多き女にみえるが、現在描写とのギャップがおかしくみえるから過去の行動理由を恋愛にしないほうがよかった。味方への幸運や成長促進のバフの効果を自覚して正確に解説できる設定はとたんに現実感無くなるし、自分自身が気づいてる必要あった?理解してる必要あった?気づかないままでいいと思うんだけど…もしくは効果は不明でいいと思うんだけど。
貨幣について、カネがかかるという表現があるけど、複数の国家があるなかで統一貨幣?魔族に対しても財政的な言及があるけど。統一的に貨幣を使えるっぽい表現になってる気がするけど、経済的な背景設定が甘くない?
臨場感のある戦争描写に対して、その他の設定が緩すぎる気はしますが、その辺を深く考えなければ楽しめる作品だと思います。その辺詰めてたら絶対にオススメの傑作だったのですが、それでも楽しめる秀作くらいの位置ではあると思います。
追放令嬢の戦略ファンタジー
ネタバレ
2021年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は旅の終わりに婚約破棄され、辺境住まいになった伯爵令嬢ですが、領地を、国を、そして虐げられた人々を救うために戦支度を始めます。
最初は独りですが、徐々に兵士、商人、司祭、領主の心を掴み、魔族を殲滅していきます。
戦闘シーンがあるため、敵であれ味方であれ、傷つく描写があります。
(話し合って理解し合って大団円の物語か好きな方は読み進めることが辛いかもしれません。)
躍動感のあるファンタジーを探されている方は、ぜひ読んでみてください。
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