文章とか流れはうまい。ただ、過激な残虐シーンが多い。別にそれがやりたいならいいんだけど、それでほのぼのシーンとかコメディシーンは主人公の能天気なマヌケさや危機感の無さを引き立たせることに留意して欲しいと思った。
悲劇的な過剰エピソードで悲劇感を上げてコメディは成り立つわけがない。結果として、どっちつかずになってる作品です。
文章や流れがとてもうまいのに、へたに過激エピソードとかを入れてるから、てゆうか、そんな盛り上げ方して作品としてのメリットがわからんのですが、そこそこ読める良作ってところ。そこのバランス、そこ別にそんなに人を殺さんで死にかけくらいでも、物語って成立するだろってところで過激な悲惨な死人だらけエピソード持ちとかもいてみたいなことやってなきゃ、傑作だといえるくらいになってたと思うけど。
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