ネタバレ・感想あり凍てつく太陽のレビュー

葉真中顕

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プリンさん

(－/－) 総レビュー数：5027件

戦中を舞台に繰り広げられるサスペンス

ネタバレ

2025年1月30日

このレビューはネタバレを含みます▼ 特高の八尋が主人公ですが、そこにはアイヌとしての自分もいて、そんな中アイヌの言葉で血文字がある殺人事件発生。しかも、その殺害方法が、八尋の父親が研究していた毒。
軍需工業のきなくささや、特高のなかでのいざこざ、アイヌの仲間など、いろんな思惑が絡んできます。
実に面白かったです。潜入から、自分が濡れ衣で網走刑務所とか、脱獄と犯人を止めようとする動きから終戦まで、北海道が舞台なのでその点も興味深かった。
興味があったら、手に取ってほしいです。

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作家名：葉真中顕

ジャンル：小説・実用書小説 > 一般小説 > 文芸一般小説 > 一般小説 > ミステリー・サスペンス

出版社：幻冬舎

雑誌：幻冬舎文庫

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