ネタバレ・感想ありぷいぷい天狗、恋扇のレビュー

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283頁
ネタバレ
2022年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ お隣山の大天狗×片羽の小天狗
受視点多めの両視点

あらすじの出来事があった後から始まるお話でした。
怪我をしたあとに山を追い出された受、それを知った攻が受のことを自分の山に迎え入れ…という。
受が素直な性格でちょっと強気、まっすぐな子に育っていてご両親(笑)の教育の賜を感じました。
攻はやんちゃで色んな人や妖と関係してたらしく、でもそれは自分だけの念者を探しているためでもあったみたいで根は一途なんだろうなと思います。
この念者っていう設定が面白いなと思いました。
念兄と念弟の関係…いわゆる番になる証(念紋)が互いの手に浮かび上がるという。
好きという気持ちから相手の手に自分の念紋が浮かび上がるので、これが物語のキーにもなっていて良い設定だなと思いました。

めちゃめちゃ面白かったです!
というか、ぷいぷいってなに!?すごく可愛い表現だと思います。
周りのキャラも味のある人物ばかりでした。

私は個人的に高室と由迦のサブカプが好きだったので、ふたりの話を1冊にまとめて〜と贅沢は言わないので、続編書いていただいてその本の中にSSとして高室×由迦のお話を入れていただければ幸いですね…へへへ(強欲)

というかもっと読まれても良いのでは!?と思うくらい面白かったので、色んな人に読んでいただきたいと思いました。
私も天狗…という設定が自分の股間にヒットしないのでだいぶスルーしてた1冊なんですが、もっと早く読めばよかった…!とちょっと後悔してます笑 己の怠惰
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楽しかった
2021年8月12日
ストーリーは無実の罪で傷ついた右羽根を治してもらえず 生まれ育った御座山から追い出された青葉が不憫でしたが 大天狗の円陵が青葉を大切にするところも好感が持てました。ちょっと意地悪でハラハラする場面もありましたが中々面白かったです。
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作家名: 鹿能リコ / 小路龍流
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: シーラボ
雑誌: ラルーナ文庫