執着攻めは大好物なんだけど、なんか違う、それじゃない…ってなった作品でした。とにかく種明かしされたとき、酷すぎてなんか一気に萎えた。ここまで思い切ったことする割りに理由が薄っぺらすぎるのもモヤモヤ。こちらのゲンナリ具合と相反してすんなり受け入れている主人公にも共感できないし、そのまま進む物語にも置いてけぼり。あと攻めが外国人だったり主人公が天涯孤独っていう設定もなんか世界観とチグハグで無駄に重い設定だと感じた。必要だとは思うけど……。う~ん。あとがきで、作者はこれをある種「サスペンス」のつもりで書いていたと知ってビックリしちゃった。絵と表紙はすごく良かった。