ネタバレ・感想あり真紅の背反【特別版】のレビュー

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長い間
ネタバレ
2021年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 想い続けて思い続けて。ようやっと逢えた彼ら。時代に翻弄され、思うようにはいかない。心を押し隠して日々を過ごすイリヤが切なかったです。クラウスはイリヤが本当に好きなんですね。意地悪してしまうのも彼の愛の形。でも、イリヤには荷がかちすぎた。そもそも、アリョーシャのことでいっぱいだったんですもんね。だから、クラウスは本当は可哀想な当て馬です。全然そう見えません、が。きっと、イリヤを失った寂しさを紛らわすもなく、チクチクした痛みをわざと感じたりするんじゃないかな。と、想像してしまいます。再会した2人は手を取り合って幸せになるんだろうな。円陣闇丸先生のイラストがまたいい!クラウスとアリョーシャがカッコ良すぎて悶えます。
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快楽に弱い受
ネタバレ
2024年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の立ち場上、当て馬の言いなりにならざるを得ない生い立ちだった受。子供の頃の美しい思い出と攻やその兄との日々が大事な記憶でした。けれど再会は敵味方での再会となり、自分はスパイとして。当て馬にはそう思わせつつ、何とか攻だけは守り抜きたいと受は孤軍奮闘しますが…。あらすじと他のレビュアーさんがお書きになっている通りで、受は体を調教されており、立ち場もあって当て馬からの要求には逆らえません。当然そのシーンもあるので苦手な方はお気をつけ下さい。けれど攻との時は今までと全然違う…となるので、どれだけ調教されても当て馬に気持ちはなかったんでしょうね。当て馬は惚れてたっぽいのでちょっと気の毒だなと思いました。
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クル!
2020年10月15日
これはやばい。間男クラウスにメロメロにされてもうた・・・。なんなんクラウス!!!!作者買いしてハズレないのは和泉先生の特徴だわぁ!!!
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悶えましたー😡
ネタバレ
2020年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 間男クラウスに。和泉先生作品の特徴だと思うんですが、間男が…誰よりも最高にかっこよくてメイン二人を食ってしまう笑。イリヤのキャラがまだ印象があって、非常に惜しい。クラウスに健気に抵抗する様子はあるんだけど、むしろ抵抗しつつも身体は負けちゃうとかのほうがよっぽどキャラ萌えするのに。心身共に快楽に負けてお人形さんになっちゃってるところが微妙でした。光源氏計画が発揮されて完成されたんだろうな。故国を解放するために軍人としてささやかに秘密裏に工作はしてたから、そこに矜持を感じたりしたので余計に惜しい。サーシャを守りたいって思いも一貫性があるし。攻君は更に印象が薄く…クラウスとはイリヤに向ける感情が違うとはっきり告げてくれたところは胸が熱くなりました。後半に向けて良さは出たけど最後でもクラウスに持ってかれたしね!なんてこった!ここまではっきり言葉にできる人なのに、なぜイリヤと再会したときは単細胞のような思い込みで暴走してしまったのか…不思議です。ストーリーはいつもながら練られた重厚な世界観で幾重にも重なったボタンの掛け違いの連続と、どうにもできない人種や立場から敵対してしまうロミジュリ設定は良かったです。
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予想はしていましたが…
2020年10月2日
初作家さんです。他作品のレビューも高いので試し読みして気になって購入。
引き付けられるお話ではありましたが、途中読むのが辛かったです。
なんでみんな不憫な健気受けが好きなんだ。
とにかくクラウスが憎ったらしくて堪らない!!!!!
カタコンベとか、聞いたことはあるけどよく知らなかった事をほんの少しだけ垣間見れたのは良かったし、当時の状況は実際とは違うのかもしれないけど、戦時中とか内戦中の国ではどこにでも似た様なことはあるんだろうな。
後半の流れとSSは好きな感じでした。好みが分かれると思います。
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作家名: 和泉桂 / 円陣闇丸
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房