ネタバレ・感想あり【合本版 第四部1~9巻&貴族院外伝 一年生】本好きの下剋上のレビュー

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巻を追って面白さが増す。深みが心地良い
2024年1月14日
子ども達のお話に見えるけれど登場人物の人間関係には、子どものそれとは言えない絡み合ったものがあり、縦と横とに広がる利害の絡む思惑や、利害を超越した親愛とか敬愛とか、個々の性格に根ざす行動や思考回路、いろいろな角度で楽しめる趣向。そうした番外編的なものを豊富に蓄えた構成にも、全然内容に手を抜いていないのが素晴らしいのに、本編ではしっかりと、時にワクワク、時にしんみり、主人公の濃密な日々が主人公本位で描写されて、実に楽しめる(別人視点の話も面白い)。物語世界ではローゼマインは「考えなし」とされているが、他の人には理解できない頭の回転力の早さと、彼女の工夫が加わった元の世界の知識や感覚を応用することで周りが得られるものの大きさ、情勢判断の的確さ賢察ぶり、読んでいて気持ちがいい。
あまりにも大容量の合冊版故に、あとがきで毎度言及される各巻内イラストや表紙の解説を読んでからもう一度振り返りたくてもなかなか該当箇所に辿り着けず、諦めてしまうのが残念な所。

オルドナンツに関しては、いつから借りずに自分のでやれるようになったのが、読み過ごしてしまったようだ。速読タイプではないため地道に日々読み進めたのに思い出せず残念。

フェルディナンドとのやりとりは第三部終盤から愈々作者の意図的(に小さいがこの、第四部に期待を繋げる)着火を感じたので益々目が離せ無くなりつつあったところ、この第四部に至って、彼の一身上の変化にまつわるローゼマインの心情描写に両者の揺るぎない信頼感を読ませていただいて深層のうちの進展ぶりの表面化みたいなものを堪能した。

魔力、魔方陣、魔術具、魔石、いろいろな小道具が効いていて、読んでいて実に楽しい。
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🍒
2023年12月14日
今、気が付いた💦完結セールなのかな⁉1巻毎の割り引きも凄いけど合本版の割り引きも凄いです。またアニメも放送されるみたいだし(出来れば完結まで続いて欲しい)この機会に是非とも小説をGETして欲しい。で、沼にはまって欲しい(笑)小説を読みながら泣いたり笑ったり苦しくなったり幸せな気持ちになったり・・本当にオススメ出来る作品です。
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世界観にどっぷりハマれます!
2023年7月25日
主人公の思考と周りのズレが面白い事は変わらず、成長と共に変化する環境と人間関係が異世界なのにすんなりとイメージ出来るほどに伝わりやすく、どっぷりハマるお話です。本当に買って良かった作品です!
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結末を知ってるのに
2022年9月5日
なろうで結末を知ってるのに買ってしまった…。クライマックスに向けて重要になる貴族院のお話。この辺りからはグッとファンタジーになるので好みが分かれてくる頃と思われます。
あと、自分はこの頃に検索してローゼマインの最終的な婚約者を知ってしまい幼女を自分好みに育てる話かと誤解し読みたくなくなったことがありましたけど、そんな不快なお話ではありませんでした。むしろ本人は恋愛に無頓着だし恋愛物語ではないので個人的には読みやすかったです。(読み込むと無自覚にも恋をしてるのが分かるんだけど、笑)
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太閤記に例えると羽柴秀吉(の一歩手前)編!
2022年7月11日
第一部、第二部、第三部のレビューでも書きましたが、太閤記に例えると羽柴秀吉(の一歩手前)編と言ったところでしょうか?
頭角を現し、全国的に名前が知られるようになったイメージです。
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ただ貴族院で学ぶだけでは終わらない
2022年6月30日
第4部は貴族員メインなので、新キャラが沢山増えて覚えるのが大変と思いきや、どのキャラも魅力的で個性があるので全然覚えれた。
貴族院でただ学ぶだけでなく、要所要所で今後必要なパーツを自然に散りばめていく。
そしてラストは怒涛の展開…長編だけど読めば読むほど引き込まれる。
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ちょっと違うんじゃ
2022年6月30日
と思う所もありますが、気持ちはすごく分かるという所もあっておもしろかったです!同じ立場だったら絶対にそうなりますね!(笑)
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クライマックス手前
ネタバレ
2022年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無茶苦茶好きなシリーズです。第四部では身分も上がってできることが増えて快進撃です。「貴族院」って初めは議会かと思ったんですが学校のことだったんですね。貴族の義務教育(卒業しないと貴族になれない)でした。 上位領地や王族など上からの圧力や無茶振りもあり、それでも貴族社会に新しい風を吹き込んで変化をもたらすスーパーヒロインです。 新登場のヴァイス(ドイツ語で白)とシュバルツ(ドイツ語で黒)も可愛い上に物語の重要なポイントです。 授業内容の変化と弊害など歴史的なことも興味深いです。 採集地の回復やディッターのシーンもお気に入りです。 ハルトムートの大活躍(笑)や貴族として初めてのお友達、脳筋領地のダンケルフェルガー、馬鹿と我儘と人畜有害を足して3をかけたような悪役美少女のディートリンデなど見所が多すぎて書ききれません。とにかく推しまくります!
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お値段お高め
2022年6月5日
冊数が結構あるし、一巻あたりも高めなので、お値段は結構しますが、クーポンだったり、ポイント還元を使うのがお得だと思います。内容はもちろんのこと、絵とかが凝ってるのも楽しめます
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既ファンはクーポンでこちらがお得
2022年6月3日
第4部を読むからには既にファンの方ですね。まだまだ続きますし、中だるみもありません!ストーリーの展開も楽しく読めました。合冊版はお得ですね。クーポンを数冊分消費せずとも1冊カウントですからね!結果お得です!また合冊版が出るということは人気がある証拠とみています!
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大好きな作品!!!
2022年6月3日
なろうで全部読み、合本版を購入、イラスト入りをまた大事に読んでます。最初から最後まで止まらない!!第四部の貴族院もハラハラドキドキ、めちゃくちゃ面白いです!おすすめです!!!
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◎ ホントめちゃめちゃ大好きな作品♪♪
2022年4月26日
今、第5部8巻 (29巻)まで出ていて、第4部までは合本版で纏まっていますので、買いやすいかもしれません。ただ、この第4部は全9巻+外伝なので定価だと非常にお高いですが(苦笑) 私はクーポン等駆使して購入しました。半月ほどで既刊全て+web、一気読みしました!面白すぎて止まりません!そしてこの第4部は主人公が目覚めて貴族院に入ってからのお話……後半近くは理不尽さに辛くなり、切なさで泣きました。。(>ω<。) あぁぁ堪らないです。めちゃめちゃ面白いです!書籍になると書き下ろしやSSでかなりの細部フォローが入っていますので、このまま最後まで追いかけます!作者さまの指定イラストも、「そこ」を選んでくれてありがとう!って思っています(*≧ω≦)♪♪
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合本版だと、巻数の多さを忘れてしまいす。
2022年4月9日
「4/11からアニメ第3期の放送が開始されるから、きっとお得になるはず!!」と購入を待っていたのですが(合本版はお高めの為)、39%OFFクーポンの使用期限も近付きつつあったので待ちきれずに購入しました。web連載されている分を最終話まで読んではいるので待つことも出来ましたが、読み出したら止まらなくて。合本版は読み終わったら本を閉じて次の本を選ぶ手間が省けて手軽に読める分、各巻の美麗な表紙イラストが本棚内に表示されないので、その点は残念かな。
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フェルディナンドっ!
2022年2月28日
2年間の長い眠りから覚めて、貴族院での話が始まります。
ここでも勿論、図書館に向けて全力で突き進むのですが笑いあり涙あり。フェルディナンドとの場面はグッときます。
次は第5部。終わりが近づいてくる、いやだ〜っ(泣)、第5部は未だまとまり切って無いようですが他サイト情報で単行本29巻が4月に刊行予定の模様。このまま、第5部を楽しみます!
早く続きを!
2021年9月12日
ついに第四部!と喜んで読み始めたものの、次の第五部が今現在の合本版で完成なのか、それともまだ冊数が増えて改めて発売されるのかがわからず、読むスピードを考えてしまいます。
この物語を知ったのが今で良かったと思いながら(完成した合本版が四部まではある)、早く続きを!と思います。
楽しさと哀しみが、
ネタバレ
2021年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今までに色々な出会いや別れがありましたが、さすがに、フェルナンドとの別れは今までで1番グッとくる所でした。
これから怒涛の展開で、最終章の第5部が始まります。
また一気読みしたいですが、まだまだかかりそうですね?!
2021/07/29
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好きなシリーズ
ネタバレ
2022年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本や図書館が好きなこともあり、読み始めましたが、おもしろくて、大好きなシリーズです。展開がおもしろく、続きがきになります。
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下剋上も佳境
2021年6月21日
なろうで読み終わったので出版されている物を検索して来ました。途中からですが大人買い開始。
双六と対極攻防戦を混ぜたような盤上遊戯のステージが次々と開けて上がっていくような、正に下剋上な感じのお話ですが、4部から5部の終盤に向けて一気に展開していき面白いです。どうしてそうなったという保護者の悲鳴がとても共感される素晴らしい流れです。
とにかく小説の読み初めは貴族たちが出て来たり神々や国名が出るあたりからドイツ語由来的長い名詞が目の前を滑っていきやや混乱状態。初見の4部では終わる頃にやっと3兄の名前が頭に入って区別がつくようになり、5部が終わる頃にならないと側近の女の子達の名前の区別もつかなったのですが。
読み終わればシュタイフェリーゼより速くとかマジダンケルフェルガーなど自然に頭にこびりつきます。
最後まで読むとあの時のアレというのが多いしカタカナが馴染んできたところで読み返すと良いです。
なろう版からかなり穴埋めされている感じなのでこちらで読み直してよかったかな。元がお話としてはイロイロ説明不足に感じるところだらけなんですよね…。
文章自体は人称の切り替えのブレや扱いなどに違和感があったりやや稚拙な印象ですが、構成が実際に誰がどこに居るかなどコマを作って盤上を動かしているようなゲーム性があり緻密でスゴイです。雑学の資料を読んだりするのも好きなんだろうなという感じ。
お外で読むのにも良いかと思うと意外に号泣場面が多々挟まれているので要注意だったりします。
絵は残念ながらイラストとしては上手いのかもしれないけれど漫画の初期の担当されていたキャラ表現の表情や体型動作などの色気というかデッサンの魅力が無くなり、女の子が全員ほぼ同じ顔という事態で自分的にはちょっと…。悪役顔も正に子供向けという感じでいまひとつ。まあ子供向けなんでしょうけど。システム的に挿絵が飛ばされてエラーになることが多く注意が必要です。
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