ネタバレ・感想ありミッドナイトスワン SPECIAL CINEMA BOOKのレビュー

みなもと忠之文藝春秋電子書籍編集部

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ナナイロさん

(女性/50代) 総レビュー数：36件

草彅くんの代表作になる予感…

ネタバレ

2020年10月15日

このレビューはネタバレを含みます▼ 凪沙イコール草彅剛。スクリーンには、凪沙そのものしか居なかったです。イチカちゃんは、新人とは思えない存在感と、棒読みでも棒読みとは感じさせない自然な素朴さがあり、監督脚本の内田さんとの対話も映画を見た後に読むと、【絆】みたいなものを感じさせました。

なぜ、凪沙は最期まで病院に行かなかったのか？映画館を出てからずっと泣き腫らしてふやけた頭で考えてました。朝起きて、思いつきました。【凪沙は、凪沙のまんまで死にたかった。】と。

日本の病院に入院などしたら、【武井健二】として診られてしまう。それが何としても嫌だった。

イチカちゃんの母親【凪沙】のままで、ずっと居たかった。

自分の中の女性性に気付いた小学生の時に来た【海】で、自分の原点を最期に見たかった。のだと。。気付いたら、また泣けました。

思い出して泣いた映画は初めてです。

あと、イチカちゃんの親友のリンちゃんの事がとても気になってたので、紹介ページがもっと欲しかったけど、凪沙の写真集みたいなページあったので、大満足です。

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きゅんしばさん

(女性/50代) 総レビュー数：78件

最高傑作です！

2020年10月7日

映画を観て、パンフレットが発売されないということでこちらを購入しましたが、冊子販売決定したとのこと、ありがとうございます！
映画の中の主人公達は本当に実在するんじゃないかと思ってしまうほど。それほどまでに生々しく、必死に生きている姿が儚くもとても美しい。そして無知は差別になりうるということを自分自身への戒めにしたいと感じた。
スクリーンに草彅剛はいなかったし、新人の一果ちゃん役の服部樹咲ちゃんのバレエは必見です。こちらに収録されている写真やインタビューも素晴らしい。大満足です。冊子もとても楽しみに待ちたいです。
映画を観てから原作も今、読んでます。
辛い描写や賛否両論もあるみたいですが、私は凪沙と一果に何度も会いに映画館へ行きたくなるし、出演されている方、全ての方に魅力されている。優しさに溢れている作品。
ピアノも素晴らしいです！

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作家名：みなもと忠之 / 文藝春秋電子書籍編集部

ジャンル：小説・実用書趣味・生活 > 趣味 > 映画

出版社：文藝春秋

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