ネタバレ・感想あり君はやさしい嘘をつくのレビュー

愁堂れな八千代ハル

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Olivia さん

(－/－) 総レビュー数：657件

やさしい嘘

ネタバレ

2022年11月13日

このレビューはネタバレを含みます▼ 担当医×患者の家族
緩和ケア病棟に入院中の母に自分を認識されず、亡くなった双子の兄のふりをしている陽大。自分が母に対してできる「やさしい嘘」。手術中のミスをした後、分院に異動になり、陽大の母の担当医になった柏木。辛い出来事を背負っているから気になってしまう存在であったと思います。「やさしい嘘」から解放されて良かったです。(226ページ)

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あさ宵さん

(－/－) 総レビュー数：590件

ぽっかりと

ネタバレ

2021年9月11日

このレビューはネタバレを含みます▼ 心に埋められない穴が空いている二人が人生の終末を過ごす「緩和ケア病棟」で出会う。柏木は医者として…治療ではなく緩和するための医療を行う一医者としての行動なのか、一人耐える美少年に対する同情哀れみか…。患者家族の陽大は(こうちゃん)母の笑顔を守るために、刻々と近づく最後の安らぎのために…事実を隠し嘘を重ね、少しずつ心を抉り削られながらも必死に耐える。陽大に課せられた運命はあまりにも残酷で…読み進めるのが辛くなる。ラストはハピエンなので良かった。(けど普通、柏木の行動はあり得んし、怖いけど。)
二人の恋模様だけじゃなくて、刻々と死に向かう患者達にさりげなく、細やかに、温かく寄り添う医師＆看護婦たちに心じんわり。(現実には患者をモルモット扱いする医者もいるし。医は仁術なりじゃないみたいで。)

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ところてん心太さん

(女性/30代) 総レビュー数：15件

エロを求める人には少し物足りないかも…

2021年5月31日

終末期医療が絡む作品で、主人公と相手（柏木さん）は緩和ケア病棟で出逢います。基本お互いに思い合い、やり取りが優しさから出てきてるのは分かるのですが…柏木さんの優しさが度を越えていて（私が主人公の立場だったら逆に怖くなると思うので）苦手でした…。

エロは少なめです。
甘々なカップルが好きな方におすすめです。

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椎の木さん

(女性/60代～) 総レビュー数：2979件

どうなんだろう

2021年11月4日

意味深な始まりでなんとなく柏木が手術でミスを起こして左遷（左遷じゃないみたいですけど）されたんだろうなと察することができます。左遷先が末期患者の緩和ケア病院でこの異動に関しても命をあずかる医師としての深い意味を持つ設定だったんだと思います。柏木が陽大を気になる理由がいまいちピンとこなくて最後は力技のように二人をくっつけた感がありました。

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作家名：愁堂れな / 八千代ハル

ジャンル：ライトノベル BL小説

出版社：幻冬舎コミックス

雑誌：幻冬舎ルチル文庫

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