このレビューはネタバレを含みます▼
クリスマスという特別な一夜を舞台に、人生の曲がり角に立つ人々の心を丁寧に描いた連作短編集
苦しみや迷いを抱えた登場人物たちが、思いがけない出来事をきっかけに少しずつ前を向いていく姿が、温かな余韻を残す‥
読みやすい文章の中にも、人を信じることや誠実に生きることの尊さが自然と織り込まれ、最後まで引き込まれました
それぞれの物語は短編でありながら満足感が高く、結末には思わず胸が熱くなる場面も‥
読後には、ありふれた日常の中にも希望は息づいているのだと感じさせてくれる一冊です
心が少し疲れたときや、優しい読後感に包まれたいときに手に取ってほしい作品