ネタバレ・感想ありラピスの心臓のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

念願の電子書籍化
2020年12月30日
本も持ってますがやっぱり電子書籍化嬉しいです。
圧倒的強さとどこか凄みのある静けさを持つ主人公シュオウ、ありがち俺TUEEEE展開を繰り広げるのかと思いきや、人としてまだ未熟であり時には自分の役柄に縛られて、または自分を思いやってくれた人のために、そういう展開になりません。ヘイト操作やカタルシス効果ってやつの使い方がとても上手だと思います。文体も軽い感じではなくて重めです。
主人公ばかりではなく周りの登場人物もかなり魅力的です。書籍版は主人公以外の登場人物に焦点を当てた閑話的がさらに追加されていてありがたいです。
またシュオウは1巻時点で2人の女性から思いを寄せられるようになりますが、すごくいい感じにギスってます。ギスギスした女性関係が苦手な人はちょっとキツいかもしれませんが、2人の気持ちの強さが伝わってきてこういうところも物語の魅力的な点だ思ってます。あと下心あり系、ムッツリ系主人公でもないです。
1巻を読み終えれば例え不穏さを感じてもシュオウに傾倒する登場人物たちと同じように彼がどうにかしてくれると期待感を持たざるを得なくなると思います。私はそうなりました。
ただ残念ながら3巻で打ち切りなようで、続きはウェブで!っていう状態になりそうです。
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