1.2巻あたりまではとても面白く読みました。
3巻のヒロインが平原に行ってからは、ちょいちょいイラッとしてました。
合本版の最後のほうのおまけのストーリーは、かなりイラッとしました。
ヒロインは、「自分の経験や感性は皆が経験している」ことを前提としていて「自分の経験や感覚、感性が正しく、同じ様に思えないのは変であり、それを理解しないのは自分達に失礼である」というように感じられました。
ヒロイン目線で話が進んでいくので当然なのでしょうケド、ヒロインは完全なる善で、彼女にとって好ましくない振る舞いをすることは悪である印象です。
プライドを持つ事はいけない事なのでしょうか?
知識を貪欲に受け入れていかないことはいけない事なのでしょうか?
見慣れない魔物や慣れない行動を嫌がる事はいけない事なのでしょうか?
確かにヒロインが行っている事は有事である時に必要な事で、しかも呼ばれて行ったのに当事者達の危機感が無い、とは思います。ですが、呼んだ事も良く分かっていない様な町の人達は、今まで触れることのなかった事にいきなり危機感が無いって言われてもねぇと思うんです。元が怠惰な私なので、そう思うのかもしれませんね。これは私の感覚の問題でしょう。
スカッとする!!ヒロインは頑張ってる!!って方は多いと思います。
なんだかんだ言ってますが、続きが出たら読みますよ。