ネタバレ・感想あり緑の神子は夢を見る ~英雄王に捧げる四度目の初恋~のレビュー

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てんこもり!
2021年6月2日
大地の神から依り代として生み出された神子のセラフィと、セラフィを守り人間を統率する英雄王として選ばれたヴィルヘルム
最初は感情のない人形のようだったセラフィが、ヴィルヘルムを愛して感情豊かになっていき、二人は結ばれる・・・という話なのかと思ったらあら大変!
魔物との死闘、剣と魔法、妖精も出てくるし、がっつりガチファンタジーで、異世界トリップとか転生とか、なんだか色々とてんこもりで読み応えばっちりでした。
飯田先生のファンタジーは、設定がしっかりしているので大好きです。
難を言えばエロ度がかなり薄かった😓
ただ私はあまり気にならなくて楽しめました。
BLにはエロがたっぷりないとダメという方には物足りないと思います。
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何一つ合わなかった
ネタバレ
2024年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 金ひかる先生の表紙イラストとタイトルになんとなく惹かれて購入しました。ページ数も多く、タイトルやイラストからファンタジーBL想像してたんですが、私が想像してたものと何一つ合わなかったです。後に繋がらない細やかな設定がいくつもあって、それの説明、説明、説明。ストーリーの結末に響く伏線などであればいいのですが、そんなのじゃない「このエピソード、いる?」「この設定、生かされるの?」というシーンがてんこ盛りです。キャラクターのセリフすらも長く説明っぽいです。当然後につながるものはなかったです。受けと攻めのラブに繋がるやり取りを心待ちにしていたのに、受けと攻めが出会うまでが長すぎます。350ページ中、300ページくらいまでほぼ受けと攻めとのやりとりないです。その後もやり取りは合っても恋の駆け引きとかではなかったりするので本当にBL目当てで買うのはおすすめしません。受けと攻めが会話するのが全編通して体感片手で足りる回数です。取ってつけたようにラスト致してますがここまでの長たらしい説明の本編の中で、個性も愛嬌も魅力のないキャラクターが何したところで心が動かされません。そもそも転生前にほんのり恋仲だった受けと攻めですが、後半受けが色々あって能力は前世の受けの、感情は転生先の受けのハイブリットになり、それと攻めが結ばれるわけです。感情重視のBL期待してたので、感情部分が一個の人格として扱われると、それってもはや最終的に転生先の受けと、攻めが結ばれたみたいに見えるんですよね。前世の受けが好きだった攻めが見た目は同じだけど全く別人の人格を持った受けを当然のように好きになってて違和感しかありません。ずっと読んでる間苦痛でしたが最後には報われるかもと思って耐えながら読んできました。最悪です。ストーリーもキャラクターも設定も何もかも活きていないというか、私には面白く思えませんでした。こんなに読んで最悪の気分になるお話も初めてかもしれません。ボリュームあった分余計にきつかったです。あと他者に伝わらない心の中で思ったことを『』で書くのはいいんですが、それならそうと他キャラにも伝わる念話は念話で別のかっこにしたらどうですか?わかりづらいです。
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