ネタバレ・感想あり春は馬車に乗って(乙女の本棚)のレビュー

(5.0) 1件
(5)
1件
(4)
0件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
春になると読みたくなる本
ネタバレ
2026年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 学生の頃に文庫本で読んだことがありましたが、こちらの本は絵が随所に描かれていて、想像がかき立てられたりするので満足しています。また文章の文字の色も1色ではなく、背景や絵のトーンに合わせて選択されていて、気に入っています。

お話は夫婦の会話が中心です。短編という短い文章の中にも凝縮された生活が見えて、生きている実感が描かれています。ダリアの花はこの短編を読んでから意識するようになりました。ラストシーンはずっと胸に残っています。

過去に少しだけ文学作品を読んでいたのですが、面白がったり、共感したりすることができなくて悶々としていた時に出会ったのが『春は馬車に乗って』でした。偶然にも1926年に発表された作品だそうで、100年後の2026年にこうしてレビューできて嬉しいです。
(紙書籍の方が本の美しさが分かる気がします⋯(小声))
レビューをシェアしよう!