このレビューはネタバレを含みます▼
小さい頃から虫を愛し、虫に生涯を捧げたアンリ・ファーブル。
けして恵まれた人生では無かったようだけれども、彼の遺した著作で、たぶん数多の虫たちが救われたんではないかと思います。
外国ではカブトムシも害虫扱いで虫に興味がある人は完全に変人扱いというのがデフォなとこが多いらしいです。
日本人みたいに虫の声、という概念が無いとか。
比較的虫大好きな日本人にはファーブルは本当に神。
フンコロガシとかゾウムシとか、いろんな昆虫の話があんなに楽しく面白かったのは彼の深い愛のなせる業でしょうね。
彼の愛した虫たちがずっと元気に飛び回れる世界であってほしいです。