このレビューはネタバレを含みます▼
びっくりする位ひどい翻訳。やたらと目に付くのが「~なのだ。」という終わり方をする会話文。昔の天才バカボンか!?笑ってしまった。
その奇天烈ぶりを無視できれば、ストーリーは私の好きな展開。若くて純粋なヒロインに翻弄される超が付くほどのプレイボーイのヒーロー。ヒーローは性格も曲がっているけど、二人で笑い合うエピソードが大好き。うじうじし過ぎないヒロインが光る。そして最後にヒーローは誠実さを見せてくれた。
ただ、会社の金を横領したのに開き直るのはあり得ない。しかも会社は上場会社と思われ、刑事告発しないなんて考えられない。その部分は受け入れがたい。