このレビューはネタバレを含みます▼
舞城先生はデビュー作の「煙か土か食い物」の印象が強く、読むのに気力がいる作家さんだと思いなかなか読めずにいました。
でも!この本を読んでみたらめちゃくちゃ青春の、瑞々しく甘酸っぱい描写…!こんな小説も書けたんですか!?(今更?)
しかもすっごく好みでした。登場人物みんないい人達で、めちゃめちゃいい青春してる。そして心情がリアルで共感できる。
「私はあなたの瞳の林檎」でのピクニックとかきゅんきゅんしたし、最後の話の主人公の考えすぎてしまうところとか私にも覚えがあり共感しました。
も〜う本当によすぎました。おすすめです!!!