このレビューはネタバレを含みます▼
同じ新潟県といっても、県庁所在地の新潟市付近、スキー場や新幹線駅のある魚沼や長岡付近、工業の燕三条、上杉謙信の上越市付近など、地方によってそれぞれかなりカラーに違いが見られることを実感させられます。本書では人口減少が取り上げられていますが、日本の大都会東京とは山をはさんで本州で地理的には正反対の場所に所在するからなのか、県内からの若者人口の流出は確かに重要問題な気がします。ただ、魅力をPRして移住者を県内に呼び込むなど、他の方法を用いて地元を賑やかにするのびしろが存分にあるとも考えられるので、これからも頑張ってほしいです。