伊吹の凛を思う気持ちに対して、凛が伊吹に向ける思いは、愛と言うより畏敬のような感じだったけれど、二人で暮らすうちに伊吹の思いや愛情に触れ次第に凛自身も伊吹への気持ちが愛だと気づき、伊吹の隣に在るに相応しい自分でありたいと思い始め、はじめの頃の自信なさげなか弱いイメージが無くなり、信念を持って突き進む強さを感じさせる女性になったと思います。まさに、名前の通り『凛』とした女性に成長してきたなぁ…と、思います。凛の持つ優しさや、他人を思いやる気持ちがいろいろな妖達にもとどき、初めての同世代の同性の、糸乃という友達も出来ていろいろな自信も少しずつついてきたのではないかと思います。そんな凛を信頼して温かく見守る伊吹は、逆に当初はもっとクールな大人っぽいキャラなのかと思っていましたが、落ち着いてはいますが、意外と言動などが子供っぽいところもあったりと、可愛いと思えるところもあったりして、少しイメージが変わりましたが、それもまた魅力的です。
そして、最初の登場からずっとつかみ所の無い怪しいキャラの椿が、一体何を考えているのか、今後どのように関わってくるのかがとても気になります。とても不気味な存在ではあるけれど、何かと凛を助けたりと、良い妖感もあったりで、嫌なやつなんですが憎みきれないというか…椿の動向には今後目が離せない感じです。
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