ネタバレ・感想あり真実の愛を見つけたから婚約破棄、ですか。構いませんが、本当にいいんですね? ~王太子は眠れない~のレビュー

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普通の婚約破棄ものじゃない
ネタバレ
2025年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローから一方的な婚約破棄に、それを受け入れない陛下と宰相に腹が立つ。この状態でヒロインが実家に一時帰宅となるのを、もう解放してやれよ!と思うように上手く誘導されますがそうもいかない事情が後から読み手に伝わります。
ヒーローはぎゃふん、ヒロインは次の恋でスッキリ…ではなく初めて意思(気持ちではない)を見せたヒーローとどう折り合いを着けるかこれからの2人の関係を一歩深めるために考えるヒロイン。物心つく前から一緒にいる2人だからこその初めてのぶつかり合いであると同時にヒーローが自分の気持ちに目を向けるのも初めて。ヒロインの尊厳をぶちのめすような最悪な形でしたが大人な収め方しましたよね。ホント白黒付けることだけが正解じゃないと最短距離で学べたヒロインはラッキーです。加護のせいでこんがらがるのも面白かったですね。
それでもミナは好きになれないのでヴィンセントとくっ付けたのだけは都合良くまとめていい話にしようとした感じがちょっと受け入れがたく星ひとつマイナスです。
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意外な展開
ネタバレ
2021年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大抵のお話は、婚約者に恋人ができると婚約破棄されて、ぎゃふんがあり、ヒロインは新しい恋を見つけますが、そのセオリーは全くない!(笑)
元々のヒーロー、ヒロインの背景が原因で、お互いに真実の愛なのかが分からないために赤い糸がもつれたところからストーリーは始まります。
テンポはよく、みんながハッピーエンド!
ドロドロしたのがお好みだと少し物足りなさがあるかもしれません。
残念な点は、2人常に一緒じゃないと生きていけないような設定は少し無理があったかな?というところくらいかな?真実の愛に気づいていく過程は予想がつきましたが、そこはそこで楽しく読めました。
王太子は眠りたい
2024年7月2日
実際に人を眠らせない拷問があるらしい。
もし苦しみから逃れられるなら、ヒロインじゃなくても誰でも良かったんじゃ…。
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傷は残るはず…
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作も見てきました。
お互いが生きていくために一緒にいなければならない運命だとしても、その相手が自分の知らない間に女性と浮気して婚約破棄をしてきて、でも数日でやっぱり君じゃなきゃ(加護で眠れない)!って…そんなこと言われても。正直溜まったもんじゃないです。眠れないって分かってるのに?やり直しても絶対心の奥に裏切られた傷は残るものです。
浮気された人の気持ちを少々軽く考えているようにも感じる内容…あくまで個人的にですが。びっくりするほどすぐ元サヤに戻って失笑。
最初の数ページだけ読んであとは流し読み、飛ばし読み…申し訳ないのですがもう一度読みたいとは正直思いません。
疲れた
2021年11月21日
読んでて終わりはまだかと思う作品にあったのは久しぶりです。
登場人物は皆様博愛的で信念がなく、殿下の御代に国が滅びそうだなと。
星つけるのも悩むくらいには私に合わなかった。
理解不能
2021年11月21日
全体的に登場人物達の思考が理解不能です。ジュード王太子は「真実の愛」と言っておきながらあっという間に気持ちが冷めてしまう。ルーニアはあんなに残酷な婚約破棄を言われながら、王太子を好きなまま。ミナは下品で浅慮で強欲で、いくら演技をしていたからといってジュードがどこを好きになったのか疑問だらけです。お忍びの護衛もなんともお粗末な仕事して役立たずですし。極めつけにヴィンセントがミナを好きになったのが本当に残念です。ヴィンセントがミナを好きになる経緯が全く理解できません。ミナに美点を一切感じないので今までの全貌を聞いて尚のヴィンセントの選択にガッカリです。幼馴染のリュークとヴィンセントを好ましく思っていただけに、ミナへのヴィンセントの想いには嫌悪感しかありません。全体的に人の想いが薄っぺらい気がします。は~残念です。
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作家名: 真波潜 / ふか
出版社: 宝島社