ネタバレ・感想あり正体のレビュー

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ノンフィクションばりのフィクション
ネタバレ
2024年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冤罪…昔ほどではないにしろ、今もどこかでこれに苦しめられ、人生を狂わされた人がいるはず。とても難しい問題を真っ向から斬り込み、掘り下げてあるこの作品をフィクションと呼んでいいものかどうか…

突然刑事と名乗る人が来て『あの日、あの時、どこで何をしていた』と聞かれて詳細を答えるも立証する術を持たない者は、冤罪で裁かれる可能性があるという闇があることを肝に命じなければならない。
傑作でした
ネタバレ
2024年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死刑囚が脱走するというなかなかすごい設定なのだから驚かされます。刃牙的な世界観では笑い話にしかならないようなものなのにこんなことが実際ににあったら警官全員減俸ものの大失態か管理責任者が首になるかの珍事ですね。私はそれはそれとして泣けました。
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圧巻
ネタバレ
2024年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に良い小説を読ませていただきました。
冤罪、貧困、宗教、介護など、現代が抱える問題と、それに関わる人間の感情。それらが一気に押し寄せてきて、考えさせられました。
また落ち着いて読み返したいです。
フィクションとは分かってるけど。
ネタバレ
2024年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーは作り込まれていて、文章も読みやすく、読み始めると最後まで惹き込まれた。ラストはやはり辛かった。フィクションとわかっていても心臓がギューっと苦しくなった。あとがきで、作者が何故鏑木の最後をそう描いたのかを知り納得がいったけど、作者が鏑木に謝罪してる文で涙が溢れた。
傑作
2024年6月3日
物語の大まかな流れは予測はつくものの、現代社会の闇を問いただす傑作だと思う。
この作者の作品はどれも、エンタメ性と読者への問題提起を両立しているのが素晴らしいと思う
タイトルの意味深さ
ネタバレ
2024年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく読んだ後の感動と充足感が半端ない本です。おすすめです。主人公のみならず、その他の登場人物も一人一人ちゃんとした役割があって簡単に本書の世界に没頭できます。ここまで綺麗に話が繋がっており尚且つ他者を信じるとは何か、若年性アルツハイマーの恐ろしさ、死刑、介護職の大変さ、新興宗教の闇など、現代社会が抱える様々な問題点にも切り込んでいる本を読んだのは久しぶりだったので感動が倍増しでした。ただ単に話に感動するだけではなく改めて色々考えさせられる良書だと個人的に思いました。
読んで
2023年11月15日
がんばってネタバレしないように書きます

鏑木慶一という人物に私も会いたい

もし目の前に殺人を犯した人間がいたら私はどういう対応をするか…普通に親しくしていた人が脱獄犯だったらどうするか…想像がつかない…
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