可愛くて前向きだけど、“自分の価値”をちゃんと認めてあげられないヒロインと、親の影響で、無駄なことを嫌う合理的な堅物に育ってしまったヒーローが、結婚してから想いを交わし合っていくストーリーです。ヒロインへの気持ちに自覚のないヒーローですが、言動や行動が溺愛(ヒロインにはしっかり伝わってないけど)だから、ジレっとはしますがモダモダはしません。自覚するのが後半というか終盤ですし、サクッと終わるのでもう少し甘々でも良かったかなと思います。ヒーローとヒーローのお兄さんとの和解も少しでいいから場面としてあってもいいのにな。と、全体的によかったですがもうひと押し!な所もあったので、☆−1です。