半分ほど読んでの感想です。
出版社の大賞を取られた作品なので、読み応えもあり構成も文章もしっかり作られています。
冒頭はよく見る悪役令嬢断罪シーンからですが、それを救う生い立ちからちょっとひねくれてしまった王子の話です。
男性が書かれたものらしく、甘さは全くのくらいないです。タイトルの通り英雄譚だと思います。女性向けばかり読んできたのでその辺り新鮮でした。
ただヒロインがある意味脳筋?と思ってしまうくらい、世間知らず設定のせいか綺麗事の説教を始めることが多いのが、ちょっとイラッとしてしまいました(苦笑)
ラノベにしては結構な長編のようですが、男性がこの手合いを書くとこんな感じなのかなと、最後まで読み進めようと思います。
<追記>400ページ以上でしたが、後半はバトルも多くなり最後まで一気に読み終えました。
全体的にあまり無い令嬢断罪ものだったので、男性向けだからと思って読めば面白いと思います。