ネタバレ・感想あり人外教室の人間嫌い教師のレビュー

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人間賛歌の話だけにあらず
2024年11月7日
あるきっかけで人間嫌いになった人間を目指すいわゆる人外の少女たちと触れ合い、人間の素晴らしさを再発見するお話。時に笑ったり、時に考えさせられるエピソードを通して人間以上に人間らしい彼女たちを愛せずにはいられなくなっていました。
そこで学校というのがミソです。
当然、卒業という別れがきます。
愛おしい少女たちの巣立は喜ばしいことと共に何とも言えない寂しさがあるもの。その辺りの描写も含めて非常によくできています。
教師である主人公を通して人外の少女たちからたくさんのものを教えてもらえれる綺麗な作品です。
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笑いと涙の共和する「非日常系」の日常物語
2022年3月16日
こちらのレビューを見た貴方、作者はご存知ですか?
ご存知ない。それは何よりです。
この物語は過去にトラウマを抱えた元教員が、ヒトになりたい文字通り「非」人間の通う女子校で教鞭を執る、という物語です。
途中泣いたり、ニコニコしたり、ほんわかとした空気感を味わうことが出来ました。
人間は皆、何かしらの悩みを抱えたりするものです。
それが学生なら、尚更。

面白い本は、皆で共有したくないですか?
私はしたい。
レビューを見た貴方が、この学校の虜になってくれたら。
そう読破した私は思います。

もし作者に興味が出たらYouTubeも見てみてください。
可愛らしい素敵なお嬢さんですよ。
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作家名: 来栖夏芽 / 泉彩
出版社: KADOKAWA