このレビューはネタバレを含みます▼
ヤクザの組長と19歳の世間知らずのお坊ちゃん。(気が強い)
なんというか、このお坊ちゃんの気の強さだけはすごく良かったです。
ヤクザものだけど、組の事はほぼほぼ描かれてないです。
組から一時離れてる?組長が別荘で義弟と交流してる話。
チラホラヤクザな人は出てくるけど、そこから話が広がるわけでもなく。当て馬も出てくるけど、その人との何かがあるわけでもなく。
とにかく母親の庇護の元で大きくなったお坊ちゃん。なだけあって、世間知らず感が否めない。なんていうか狭い世界で窮屈な思いをしてきただろうけど、苦労を知らないタイプの子。でした。
お兄ちゃんの方は色々修羅を超えて生きてきたんだろうけど、あまり生気を感じれないタイプ。温度が低いというか。
話も日常が淡々と進んでいくので設定がイマイチ活きてこない。全体的に血の通った感じのしない作品でした