ネタバレ・感想あり蒼きバラのあやまちのレビュー

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せつない
2022年9月18日
二人の心の機微が丁寧に描かれていて、普通のハーレ作品とは一線を画している。二人の会話を聞いていると、惹かれあうのも納得。
双子の入れ替わりという基本設定こそ荒唐無稽で現実にはあり得そうもないけど、その後の展開は素晴らしいの一言。
ただ、瀕死の状態にならなければ歩み寄れなかったのかと思うとちょっと残念。
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いろんな愛がたくさん溢れてる。。
ネタバレ
2022年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作にも出ていた双子たちが主役。。
あらすじで、まず死んだ兄になりかわる、なんて不自然だらけになるだろう、と思いながらも、作者買い。
自分の葬儀をすましたところから始まる物語。
矛盾だらけ、かと思ったけど、そこまで気にならなかったです。若干、ん?って思うとこはありましたが。
秘密を見破る友人がいたことで、不自然さを解消。


兄が死んだことで動き出す封印した恋心。

だいぶ切なかった、兄の死がなければ、交わらなかった二人の愛。最初から、兄ではなく弟と出会っていれば、、、。いや、そしたらそれは破局していたかも。
死んだのが弟だったら、、、とか、もし、が止まらない。
ヒーローの兄への愛とヒロインへの愛が強すぎて、そして、産まれた兄の子への愛。
これほど誠実な純愛があっただろうか、ってくらい。

ヒーローの
クリスマスプレゼントのくだりは泣ける。
なにも知らないヒロイン、そして、全てを知ったヒロインの葛藤。一度はウソを突き通す判断をした二人。
でも、正しい道へと別れを選ぶ二人。でも、やっぱり二人で生きたい。。最後はハピエンです。
秘密のまま生きることにならなくてよかった。

最後の兄の遺言の伏線にまた泣けた、、、。
弟の愛同様、兄の愛も素晴らしかった。
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