ネタバレ・感想ありむらさきのスカートの女のレビュー

今村夏子

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かりそまさん

(女性/－) 総レビュー数：363件

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ネタバレ

2025年9月30日

このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと読みたかった本で買えてよかった！まだ序盤しか読めてないですが面白いです。最後まで読んだら追記します。

追記
最後まで読みました。面白いです。
読んでる時間が全く苦痛じゃなく楽しくて頭の中で情景を浮かべると微笑ましかったりアホだったり軽犯罪だろ！とツッコミたくなり、なんとも色鮮やかでした。日野と権藤が友達になれるのはいつだろうと応援しながら読んだから、寂しさを禁じ得なかったけどこの結末だったから芥川賞なんだなと納得するシビアな展開でした。大人になってからの友達作りってハードル高すぎるよね。でも総じて楽しかったありがとう！って感想しか湧かない。ふだんホラー小説ばかり読んでるせいか、今作には心から癒されました。昔はそういえば森見登美彦はじめ銀色夏生や有川浩などと言った楽しい小説を書く人の作品ばかりを読んでいました。あの頃わたしは借りパクの常習犯、自ら縁切り、クレアおばさん録音流出事件、写真やプリクラで全部変顔(芸人気取り)、など思い出したくもない悍ましい所業をやってのけていました。あれから随分月日が経って、あの頃がもしかしたら一番幸せな時だったのかもと振り返られる、そう思わせる「むらさきのスカートの女」でした。