ネタバレ・感想あり[新版]日本国紀のレビュー

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知らない日本がいっぱい
ネタバレ
2023年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本が好きになる。子供の頃から歴史が好きで自分の家系図に載っている先祖を調べたり、中国、朝鮮半島、台湾、西洋史を個人的に4つの図書館で調べていました。その為歴史はそこそこの成績だったのですが、近代史がどうしても理解しにくい。大人になり海外の人と会話する時にどうしても近代史の知識が必要だと感じ日本の歴史を調べ直しています。この本は学校で習わなかった人物がいっぱい載っていて読みながら日本という国は何て偶然が重なったり、一人の人物の登場で歴史が動いたんだろうと感動しています。元寇は当然知っていたけれど、刀伊の入寇自体を知らなかった。壮大なドラマを見ているみたいで、今まで調べたどの国の歴史よりも日本史が面白い!そして優しい。海外の歴史を先に調べていたからこそわかったこと、日本人とは昔から今と殆どかわっていない、そして優しい。とてもいい本でした。何故この本が一部の思想家、活動家達に叩かれたのか全く理解出来ない。別に誇張もしていないし、敗戦国の行き過ぎた自虐史観を排除したあるべき姿だと思いました。大人の学び直しにおすすめです。先人が綱渡りで苦労して守ってきたからこそ今私達がいる。特に元寇、開国からの日本に涙が出ます。お祖父さん曾祖父に感謝したくなります。
日本国紀
ネタバレ
2023年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えありました。
上巻が古代から幕末
下巻が明治維新から令和
それぞれ350頁
参考文献多数で丁寧な文章。どんどん読み進めます。
日本人の誠実さ、善良さ、勤勉さ。
それ故に感服されるけれど、足りない面や危ういことも多い。譲れない、守るべきものがあります。正しい歴史を学ばなければいけない。国を守り存続させるには如何しなければならないか、真剣に向き合うべきです。
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作家名: 百田尚樹
出版社: 幻冬舎
雑誌: 幻冬舎文庫