ネタバレ・感想あり萩尾望都がいるのレビュー

長山靖生

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yuki さん

(－/－) 総レビュー数：1375件

萩尾望都先生

ネタバレ

2025年5月12日

このレビューはネタバレを含みます▼ 著者の方が萩尾先生と交流があって、かなり多くの本の表紙や作品中のイラストが許可されて掲載されています。
熱心なファンということで、作品中の細かな手書きコメントを見つけています。
過去のインタビュー記事も幾つか抜粋されていました。
あの出来事の後の精神的に辛い時期に執筆作業が進まなかったようです。
年賀状のやり取りもされているようで、私的なエピソードもありました。
ジェンダーへの言及がありましたが、寛容的で進歩的、多様性の未来を見据えていることが窺えます。
いろいろ作品を読んでみると、有色人種、一角獣種など特殊性、ふくよかな体格も少なくないです。
絵の上手さ、漫画の表現の巧みさ、読書や取材による確固たる知識と教養、視野の広さ、懐の深さ、
愛について、生きること、再生、自由、ある種の警告など心に残る優れた作品の多さを再認識しました。

漫画を描く仕事があって、萩尾望都先生が漫画家という職業を選んで現在まで続けてこられて本当に良かった。

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reo8864 さん

(女性/－) 総レビュー数：1831件

熱烈ファンによる萩尾望都論

2025年1月23日

この題名ってもしかして「11人いる」から採ったのかなとふと思いました。萩尾先生のことはもちろん、「大泉サロン」や「24年組」のことがかなり詳しく書かれています。ただもうちょっと客観的な視点があってもいいんじゃないかなと思うのは、私が竹宮恵子先生のファンだからかな（もちろん萩尾望都先生のファンでもありますが）

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作家名：長山靖生

ジャンル：小説・実用書小説 > 文芸 > 評論一般小説 > 文芸 > 作家論趣味・生活 > サブカル・エンタメ > サブカルチャー

出版社：光文社

雑誌：光文社新書

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