欠点とかはあまり無く、読みやすい。ただ、店舗とか製品とかを扱う系の能力って、どうしてもファンタジー的な現実感は低くなるので、臨場感とか没入感とかは低くなる。だれかが作らなきゃならないものを無限に取り寄せることができる論理ってとても難しい。神様が製品を無限に生み出すならば、人が作るものに価値が無くないか?って世界観になるので。なので、そういう設定で唯一成立できる感じとしてコメディタッチのお気楽な物語となっている。
臨場感とかピンチとかの説得力は無くなるので、そうなるとのほほんストーリーになる。そのため飽きやすくなる。
目につく欠点はあまり無いが、この作品もそういう欠点については例にもれずという感じなので、悪くはないけどそこまで推せるということもない。ほどほどに面白い作品という感じ。