ネタバレ・感想ありエゴイストのレビュー

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心が動かされ、揺さぶられた…。
2024年12月10日
たまたまアマプラで観て俳優の鈴木喬平さんの演技の素晴らしさに、原作を読まずには居られなかった。思ったより淡々と綴られる文章でしたが、読み進めるほどに深い愛情をヒシヒシと感じ、何度も目頭が熱く成りました。是非読んで、出来れば映画も観て欲しい。
涙なくして読めません
2024年6月16日
映画で鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんの演技が素晴らしかったので原作を読んでみたくなりました、
原作は心の声が細かく書かれていて、涙が止まりませんでした。
これが愛ではなく「エゴイスト」という題名にした作者の謙虚さと純情と献身に似た愛情を感じた。
読了後は鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんの顔が頭から離れませんでした。
この原作を読んでよかった。素晴らしい作品です。
母の存在
2023年12月24日
購入して長い事本棚にし舞い込んでいました。
クリスマスイブの今日何故か 本棚から引っ張り出してしまった。
なんとなく 予測出来る道筋に指しかかった時 携帯の電源を落として
やらなくてもよさそうな家事をして。
また午後に読書を再開した
この先は色々な感情が溢れては 波が引くように
客観的な見方をしたりの繰り返しで
感情が忙しかった
恋人との関係 母との関係
4人の交差する思い
私自身も 子供であり母でもあるから
ごめんなさい を、ありがとう
と言い変えて行けるような人でありたい
終盤の母の呼称が印象深いです。
泣いた
2023年8月19日
予備知識なく、泣ける・自叙伝的小説という情報のみで購入。
勝手な想像でエゲツないストーリーだと期待して読んだら、全く正反対だったけど号泣でした。
淡々とした文章なのに、こんな泣けるのか!ってほどに涙が止まらず。
なんも言えねぇ。って気持ちがすごくよく分かった。
うん。何も言えないです
泣ける
2023年7月21日
全122ページ。普段読んでいる小説や漫画に比べてもかなり短い方ではあったけど、このページ数とは思えないほどの内容の濃さ、充実感があった。
こんなにリアルに主人公の気持ちを描くことができるなんてすごいと思ったら、やっぱり作者様自身のことだったそうで納得。
私自身、主人公の生い立ちに重なる部分があって感情移入して読んでいて、つい泣いてしまった。
鈴木亮平さんのあとがきも良くて、実写映画も見たくなった。
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ネタバレ
2023年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の愛と主人公への愛の両方が素晴らしい。主人公が相手のためを思ってついた嘘が相手も、自分も傷付けることになるとは思わなかった。
涙が止まらない
2023年4月17日
映画を見に行く前に読みましたが、本当にあっという間に読み終えてしまうほど没頭して読み、気付いたら号泣していました。
いいね
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涙が溢れて。。
2023年3月19日
最後の、鈴木亮平さんのあとがきは、何度も何度も繰り返し読みました。映画を見た後に、小説を読みましたが、亮平さんのこの作品に対する思いをしり、そして、小説は、もっと奥深く、同性愛者さん達の抱えるここの中が描かれてこれからの社会が、理解ある世界になりますようにと、願います。
この本は、大好きな一冊になりました。
愛を知っている
2023年2月26日
「社会が変わってしまう」といった政治家達に変えていくのが政治家だろう、と言いたい。すでに社会には多様な生き方、家族のあり方、幸せのあり方があり、生きづらさを抱える人たちがいる。考えなければいけないことは沢山ある。いじめや差別のない社会、家族のありようを押し付けない社会、病気の家族を貧富の差なく看取れる社会であってほしいと願います。淡々とした浩輔の語り口に焦燥感や切実な思いがまじっていく後半はとても辛い。龍太は愛してくれた浩輔と母を悲しませたこと無念でしょう。自伝的作品とのことで自嘲的なタイトルは不器用な生き方の精一杯の強がりかな、と思いました。愛がわからない人だと思わない。ちゃんと愛し愛された人のお話です。
本日、映画を観てきました。
ネタバレ
2023年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作と映画、どちらを先にしようかと迷いましたが。映画では浩輔の慟哭は伝わりましたが、龍太の人生は…?となり、その点も含めもっと知りたくて、帰宅してすぐに原作を購入し読了。たった122ページの中に、彼の生い立ちや恋人、その母親との関係が予想外に淡々と描かれていました。「僕には愛がわからない」という主人公が「エゴイスト」と名付けたことが本当にやるせないです。これを愛だと言わずして何と言うのでしょうか。あとがきが鈴木亮平さんだったことにも驚き、最後の少年少女へのメッセージにまたも涙腺が崩壊しました。高山さんの冷静な文体と、映画で流れていたピアノの音が耳に付いて離れません。恋人の急逝と相次いでその母の死。高山さんご自身もお母様と同じ肝臓がんだったこと、もう運命としか思えません。そして、ヤングケアラーだった龍太。高校を中退して売りで家計を支える事しか出来なかった彼の、トレーナーになりたい夢。「地獄ばかりじゃなかったよ」の場面では嗚咽が止まりませんでした。余りにも凄絶で短い人生を駆け抜けた龍太が、晩年は幸福を感じていたと知って安堵しました。何度も何度も出てきた全員の「ごめんなさい」が辛かった。誰も、何も悪くなどないのに。鈴木亮平さん同様、今頃4人で仲良く幸せにしていてくれたらと、私も祈らずにはいられません。
愛を貫いた二人
ネタバレ
2023年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母への愛が重く思慕が強すぎるが故、自分の感情を処理しきれずそれに抗うかのように向かった先が同性だった。確かに浩輔と龍太は愛し合っていたのかもしれない。でもそれ以上に母を深く深く愛し、そのイビツな感情、究極の愛を背負い、それを共有、共鳴できる相手と出会えたことは、短いながらも誰よりも幸せな人生だったのではないだろうかと思う。そう、二人の母よりも……
平成の東京で実際にあった事だなんて・・涙
ネタバレ
2023年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自伝で、架空の名前になっているけど、
平成時代に起きた実際の話だと思うと、龍太もみんな一生懸命生きようとしたのに、
気の毒で、可哀そうで、泣けてしまった。

・・私も身内を突然死で亡くしていて、読みながらその時のことを思い出してしまって、読後暫く心が壊れそうになってしまった。
・・さよならも云えない突然死は辛い。 こうして小説に残すことができた高山さんは、強い人だと思う。
愛がエゴなのか、エゴだから愛なのか
2023年2月13日
私小説であるこの作品に「エゴイスト」と表した作者の孤独と寂しさを感じてしまいますが、誰しもこの孤独を大切な人との間に感じてしまう事があるのではないでしょうか?この物語をつむぐ事で作者の慰めとなっていれば幸いです。
優しい嘘
ネタバレ
2023年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青い青い、映画ポスターが印象的で興味を持った作品。作者さんを存じ上げず、その自伝的小説であることを知ったのも全部、この映画がきっかけだったのだけど…原作を読み終えた今、劇場でこの作品を観る自信がなくなってしまった。
小説で、文字で、こんなにも心が揺さぶられるのは久しぶりのこと。読みながら自分も、浩輔と龍太、龍太の母親と一緒に過ごす。物語の中で生きた彼らが体験したこと、交わす言葉、季節までもがありありと目に浮かび感じられる。そんなリアリティを伴った日常とドラマに頭は占められ他のことが手につかないのだ。映画評では、まるでドキュメンタリーのようだと言うのだから尚更だろう。
モデルとなった彼らがもう既に他界しており、本当に物語として語られるしかなくなっていることが、辛くて哀しくて。浩輔の、相手を気遣わせないためについた優しい嘘の数々が、却って相手を損なわせ、浩輔自身をも苦しめることになったのも辛い。
でも、全編を通して愛に満ち溢れている。決して陽気な作品ではないけれど、愛に生きた人たちの姿が描かれている。
タイトルにあるエゴイスト、作者である高山氏は、主人公(自分)の取った行動がまるでエゴイストのそれだと書かれたようにみえるけれど、自身の経験を振り返ってみても、他者との繋がりにおいてエゴが存在したことがないと言える人間なんている訳ないだろうと思うよ。だからこそ、浩輔、龍太それぞれの母親との関係に、また浩輔と龍太の母親との関係に、涙が止まらない。たまらない気持ちになる。
ごめんなさいや、ありがとうという言葉が、薄っぺらでなく本当に必要とされる言葉になっており、そこにも言葉の力を感じた。

政治的なことを書くつもりはないのだけど、巷で取り沙汰されている法案を巡ってのあまりにも無神経な発言、心ない暴言。浩輔たちはどう思うだろうか。

2/22追記
映画を観ました。映像と音、言葉の重なりなど、映画ならではの良さが際立つ。原作では表されていない部分を描いた良さもあり、逆に十分ではなく誤解を与えるのではないかという部分もあり。
宮沢氷魚くんのピュアさ、阿川佐和子さんのナチュラルな演技も貫禄の柄本明さんも素晴らしかったけど、鈴木亮平さんの浩輔は、表も裏も浩輔、という圧巻の演技。
私は原作を読んでおいて良かったと思いました。映画を先に観た方はより大きなショックを受けたかもなぁ、って思います。
映画化に感謝です
2023年2月10日
映画化がなければこの原作を知ることすらなかったと思います。先に映画を観てから原作が読んでみたくなり帰宅してすぐに購入し読みました。普段は漫画しか読まないし、いい作品があっても自分の文章力の無さが恥ずかしくて、どうして評価の星だけでなく内容も書かないとレビュー投稿できないんだろうと思っていたんですが、そんなことどうでもよくなるくらい星を付けたくてレビューを書きました。小説の内容は他の方のレビューであるので省きますが、『エゴイスト』というタイトルについてものすごく考えさせられるし、とても深い愛を感じる小説だと思いました。
愛に満ちている
2023年2月8日
浩輔の愛が満ちていた。龍太に愛を与え満たし、決して見返りなど求めていない。そこにエゴなどないのだ。私は浩輔のごめんなさいを読むたび泣いてしまう。彼のごめんなさい、そこに罪はないのに。そして龍太の母の言葉にまた泣いてしまう。なんて深い愛なんだろうと。自伝的小説らしいこの作品、愛する人を助けたい、それは自己満であってもエゴではないと亡き作者様に伝わりますように。あと、この映画予告を見てまた泣く。「愛の夢」が流れるバージョンがあるんですが、もう作品に合いすぎる。
スメルズの桐野に泣いた自分が救われた…
ネタバレ
2023年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作は、ゲイである作家の私小説で、地方で育ち、壮絶なイジメを受けて東京に出て出会った恋人と出会い過ごした日々がリアルに描かれている。その出だしがスメルズの三島を彷彿とさせるな、と思い引き込まれているうちに、予想もしていなかったうねりが生まれ、いつの間にか母親としての自分が号泣していた…こんなに心を動かされるとは。映画の主演の鈴木亮平の後書きがまた素晴らしかった。映画も鑑賞。パンフ小説必読作品。自分を切なくさせたスメルズとの対比という観点から、この作品をおすすめしたい。スメルズのネタバレを含むので、未読の方はご注意を。
永井三郎先生のスメルズ ライク グリーン スピリット。あの作品が他の作品と一線を画するのは、閉鎖的な社会でマイノリティであることを自覚した三島、桐野の人生の分岐点に対照的な母親の存在があり、子である桐野が母への思慕から、自分のセクシャリティを隠して結婚して子を持つ選択をしたという現実にあり得る、でもやるせない点にあるのではなかろうか。桐野は、母にカミングアウトした上で、母は苦慮しながらも現実的な選択肢を提示し桐野が母と秘密を共有しながらその後の人生を過ごすことの意味。LGBTQのことを描きながら母と子の関係を描いているところがあの作品の深さなんだと思う。
本作の主人公、浩輔は、ゲイであることを母には告げずにいるうちに母は病気で亡くなってしまう。しかし、母への思慕は強く、母の死すら揶揄する同級生に嫌気がさし、東京に身を置き、クローズドゲイとして仕事に打ち込む中、パーソナルトレーナーとして年下の龍太と出会う。社会を斜めに見ているけれど、繊細で知的な浩輔が、龍太に出会って世界が色づいていく様はリアルで、恋に堕ちる理由も魂が惹かれ合うとはこのことかと思うような深さなのである。その龍太と母親に、母を失った喪失感を抱えた浩輔が関わることで生まれる心情の変化。実体験を踏まえた説得力が半端ない。
自分は、桐野の母親が、桐野を知ろうとして読んだ本の中に、この作品が含まれていたら…と、詮ないことを思わずにいられなかった。しかしスメルズを読んで苦しかった母親としての自分がこの作品を読んで救われた。母親と子の一生途切れることのない関係をも描いた凄みがこの作品にはある。*感動を受けた作品に感謝と時間を捧げる感覚で書いたレビューで想いが伝わったと感じると無性に嬉しく励みになります。多謝
愛はエゴイズムか
2023年1月26日
鈴木亮平さんが主演で映画化されると知って、公開前に読むか読まないか迷いましたが読みました。映画としてのストーリーにどっぷり浸りたいなら読まずに観る方が良いかもしれない。でも鈴木亮平さんのあとがきがあって、どんな思いでこの作品の映画化に臨んだか、彼の思う著者像、著者への想い、作品を通して社会に伝えたいことなどが読めて良かったです。映画を観るのがとても楽しみです。
身勝手だとは思わない
ネタバレ
2023年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイである著者の自伝的小説です。子供の頃のいじめ、上京して得た自由な生活、そして8才年下の恋人とその母親との関わりが書かれています。
この小説に「エゴイスト」というタイトルをつけられた著者の気持ちを考えると、とても悲しくなります。全てに最適解を選べる人生なんてないと思います。よかれと思ってしたことでも後悔することはあります。この小説の浩輔もできる限りのことはやったはず。突き詰めて考えると出会ったことが間違いになってしまう。彼の素朴で礼儀正しくて控えめな母親思いの美しい恋人。
読んでいて何度も涙しました。途中からはずっと泣いていました。読み終わってからも思い出しては泣き...。
いじめ、病気、貧困、苦しんでいる人が声を上げ、手を差しのべられることを願っています。
著者にこの本が映画になることを知っていただきたかったです。多くの人に観ていただきたい。私も観ます。
2010年9月6日 初版発行 総122ページ
新年早々今年一番の神作品が決定した❗号泣
ネタバレ
2023年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作は2023年2月10日公開予定の同タイトル映画の原作です。鈴木亮平がBL映画に出ると聞いて映画予告編を観たら、宮沢氷魚の無邪気で透明感ある笑顔に心射抜かれてしまった。映画公開前に原作読むか迷ったが読んでしまいました。初めはただのエロ作品だったら嫌だなあと思ったが全然違った。純愛、いや人間愛です。作者の実体験に基づいているので細部までリアルで心を打ちます。ネタバレなく読まれてください。号泣します。文体は読みやすくセンスが良くて、あっと言う間に読み切ってしまいます。何度も涙を拭う休憩は必要ですが。作者の青年期のイジメや苦難と救済に心揺さぶられ一生を一緒に生きた気分です。LGBTとファッションナブルに口に出す浅はかな括りでは語れません。映画を観て読んでも良いですし、先に原作を読んで映画を観てもどちらも良いと思います。是非是非読んでくださいませ。人生観が変わるような作品に出会えるのは滅多にありません。人生観を変える作品は真の芸術だと思います。ネタバレ厳禁です。多くは語れませんがこれほど多くの方に薦めたい作品は美しい彼以来です。本作をシーモアに掲載した運営陣流石です。どうか読んでみてくださいませ。お願いします。【映画を観て追記します】昨日映画館で観てきました。凄くオススメします。原作を読んだら是非是非映画も観た方が良いです。エロいシーン多めですがすごく綺麗に自然に撮れてます。鈴木亮介と宮沢氷魚のイケメン二人が神キャスティングです。意外にも最後鑑賞後に何か心に温かいものが残る作品に収まっています。もうコレを観てしまったらBLコミックが嘘のように感じるので怖い。コミックで読んでた世界観があの二人で臨場感あり観れるとは何事でしょう。凄い尊いモノを拝見させていただきました。そして泣いた。もう鼻水ズルズルでタオルハンカチを握りしめて泣いた。そしてまた映画観ただけで原作読んでない方は原作絶対読んだ方がいいです。映画にはない細かいエピソードも多く含まれています。またモノローグ風に書かれているので主人公の心情のヒダが手に取るようにわかりさらに作品を理解出来ます。500円ちょっとで購入できるんですもの是非購入をオススメします。
愛とは
ネタバレ
2022年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方も書かれていましたが映画化の話題を知ってこの本を購入しました

作中浩輔が愛が解らないと言う場面がありましたが
これは愛ですねー
登場人物全ての人達が愛に溢れています

龍太は浩輔と出会えて本当に幸せだったと思います
常に残された人間は自分を責めるような後悔があるのは
仕方のないことなのでしょうが。。。

これからも続いていくと思っていた日常が突然奪われて
しまうことはどんなにお辛かったことかと

今は作者様 鬼籍に入られて龍太と龍太のお母さんとご自身のお母さんに
再会できたかしら

ご自身の子供時代も含めて 性的マイノリティの方々への
偏見をなくし1日も早く国が同性婚を認めて
愛する人と最期まで堂々と添い遂げられるようになることを
願わずにはいられません

映画も見に行こうと思っていますが
ハンカチがびしょびしょになったら。。。
サングラスも持っていかなくては
そんな作品です
泣きました‥
2022年12月22日
映画化を知り、この作品を読みました。
作品紹介にある通り同性愛者のお話ですが、実は自伝的小説とのこと。だからでしょうか、全体的に少し重苦しく主人公の自問自答や想いが切実で一字一句を噛み締めながら読みました。
あとがき含めて122pですが重厚です。これは愛のお話ですが、ある種の救済物語でもあります。そして途中から涙が溢れ止めることができませんでした。「ごめんなさい」と「ありがとう」にこれほどまで心が揺さぶられるなんて。
主演される鈴木亮平さんのあとがきに人柄の良さと作者への想いが伺え、映画の中でどんな浩輔像を演じられるのか今から楽しみで仕方がありません。
これは布教したい作品。この作品、作者様を知って本当に良かったです。
人間味のある暖かい世界がありました
2022年12月21日
とても深い作品です
引き込まれて涙が止まりませんでした
薄っぺらな恋だの愛だのと言う世界ではなく
もっと人間の深層の描写がとても心に響きました
結局
ネタバレ
2023年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のエゴイストで話は進むというストーリーですが。エゴなのかなぁ。
恋人もその家族も幸せをつかんでいたと私は思います。
人は結局は、誰といても、一人です。それはエゴを押し付けたとかではなく、結果、受けた方が、幸せな日々をすごしていたなら、とても良いことをしていたと思う。いろんな意見があるけれど。
いいね
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エゴイスト
ネタバレ
2023年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えて、タイトルの「エゴイスト」が、これほど内容とぴったりくる作品も珍しいと思いました。「嘘」について、考えさせられました。
心を持っていかれる
2023年4月3日
1人の人間が短い間だけれどある親子にそれは深く関わったお話し。恋愛が中心かと思いましたが、それは半分のみでした。題名はエゴイストですが、彼は何が怖くてそんな風に自分の事を呼ぶのだろう?と考えます。愛は全てエゴだし、彼のその気持ち、行動は愛以外の何ものでもないでしょう。著者を演じた俳優さんの後書きも興味深く読みました。
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作家名: 高山真
出版社: 小学館
雑誌: 小学館文庫