ネタバレ・感想ありトーマの心臓 Lost heart for Thomaのレビュー

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透明な時空間に浸ることが出来る贅沢な本
2024年4月13日
萩尾望都の「トーマの心臓」の透明感がこの本にはあります。
「訪問者」と混ざったオスカー視点の物語ですが、エーリクの素直さ、少年達の鋭敏さなど忘れていた文学のような原作漫画のエキスが注がれています。もちろん異なる点もあり、その代表例が日本を舞台にしている事ですが、時代や国に束縛されない物語世界に瑞々しい記憶と気持ちが蘇りました。
独立した文学ですが同じ空気に満ちた丁寧に書き上げられた本でした。
不朽の名作に新しい息吹が
2024年11月11日
僕の命を受け取って。それは心を閉ざしてしまったユーリへ贈られた剝き出しの愛だった。萩尾望都の初期の代表作で今も燦然と輝く不朽の名作に、森博嗣が新しい風を吹かすことに成功した。
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面白い
2024年7月31日
トーマにそっくりな少年と、トーマと仲の良かった少年はどのような関係になるのか。相手に抱く感情があまりにも複雑である。
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