作者と同世代、もう20年弱前、作者のエッセイを読んで憧れていた。東京の夜、音楽、恋愛、、
それら全てを求めて、没頭して、いつの間にか30代になり、気づけば40代も目前に見えてきた。
自分の人生に取り込んでいて、作者とずっと同じ路線で歩んできたわけではないけど、ふと立ち止まると、20年前のあの地点から、ずっとちゃんと生きて、成長してる作者に出会えて、とても嬉しくなった。(上からではなく)
20年前は、放っている自分が苦しくなるくらいの欲や熱があった。それが、段々、落ち着いて、平和を手に入れたような、少し寂しいような。
だけど、そういう時間の流れを作者と共有できる一冊。タイトルそのまま、平成ギャルが令和のオトナへ。そこには、それぞれの物語といろんな思いがあるはずだから、特に同世代の女性にはおすすめです。