これまでは契約結婚でありがちだった設定を職業王妃という立場を作ってしまったところが斬新でした。ほいほいうまいこといく訳でもなく若干形骸化しつつあり、すぐに足を掬われそうな職業王妃の危うさがよかったんですが、思いの外できるはずの王様(笑)が隙だらけのポンコツだったのとヒロインが思ったより幼く弱かったのでスッキリ感が少なかったです。
他の方も触れていますが、国王のことを王様って呼ぶのって絵本かと。王様が来たぞ!とか口々に王様王様言うので途中で面白くなってきちゃいました。田舎の民たちじゃなくてご令嬢が言い出したり、そもそもこのご令嬢も自己紹介で公爵令嬢って言ってました。いくらなんでも自分に使う言葉じゃないでしょ笑
こういう隙があると理詰めしたりできる設定の台詞にチープ感が出ますね。