ネタバレ・感想ありあなたに復讐の花束を ~悪役にされた令嬢は、処刑台から甦る~のレビュー

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復讐の果てに花束
ネタバレ
2022年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ この物語がどう決着するのだろうと終始ハラハラドキドキ、先が気になりすぎて夢中になって読みました。
リーゼのあまりに理不尽な境遇、イザークのリーゼに対する冷遇と罵倒、立ち塞がる残忍で狡猾なカトリーレ。処刑から始まり、全てが絶望的でリーゼが恋焦がれたイザークの変わりようが悲しくて、モヤモヤしてきゅんきゅんして、何とも私の大好物なやつでした。
モヤモヤきゅんきゅん最高。

幼い頃から最も好きな人に振り向いてもらえない全く同じ境遇なのに、アンドリックとカトリーレの行動の対比というか大きな違いも興味深い。いやアンドリックほんと男前…。
イザークよりアンドリックの方が活躍する場面が多いですが、これは構成上仕方ない事なのでしょう。しかしとにかく最後まで読んでほしい。
そう長くない作品ですが駆け足にもならず、重厚感や細かな設定、世界観がしっかりあり引き込まれました。
モヤモヤきゅんきゅん最高(2回目)
最後はハッピーエンドです
2022年12月22日
先に言わなくても分かるでしょうが、ハッピーエンドです。ただ、あとがきまでハラハラしっぱなしです。復讐するは我にありとは誰が言ったのでしょう。女神は誰に微笑むのか。人を呪わば穴2つ、では足りないかなと思いながら読みました。、、、ストーリーがとても面白かったです。
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カトリーレのインパクトが強過ぎる
ネタバレ
2022年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ カトリーレの想いと執念が超怖い。
イザークはコトが起こる前にもっと対処できたのでは?
ヒロインは強くまっすぐで、同じように実直なアンドリックの方が合う気がしちゃいました。
甦りって、そう見せただけかと思ったら、本当に蘇りでした。
好みが分かれるかなとは思います。
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展開が読める
ネタバレ
2023年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末が意外でしたが、境遇が辛すぎたことと、展開は序盤から読めたので、早く辛い場面から抜けたいこともあり、かけ足で読みました。
あまりのめり込めず、最後が劇的な展開すぎてびっくり…ちょっとスッキリしなかったかな…
(一応ハッピーエンドです)
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こんな国王でよく内乱が起きないなっと(怒)
ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 状況が分からない中、十代のヒロインが(しかも子爵令嬢)混乱した上、勘違いするのは仕方ない。何より、カトリーレの地位は大公令嬢で、親と老化が激しい爺様に、根限り甘やかされて育った、見た目だけで中身ヤバすぎる悪の権化。いくら幼い頃から好きな相手でも、振り向いて貰えないならば周りの親族が諌めるべき話。正直、この王族の下でまともな国が可能なのか?十代半ばで、ほんの数日で、目ざわりな恋敵を処刑にまで追いやるサイコぶり(内容からして将来女王になる予定ならば、王族のはずそれなのに自己を律する事すらできないポンコツ) 1番カスなのは、国王じいさん。サイコな最愛の孫娘の詳しいカミングアウトの遺書を読んでも、怒り?はぁ?まずは冤罪で処刑した娘に対しての謝罪が先だろう? そもそもカトリーレを王太子夫妻の養女にして大丈夫か、後継者教育をした上で、未来の女王候補というなら分かるが、制度として、あり得ない。大公夫妻の傲岸不遜な態度は、王太子夫妻への敬意を欠片も感じなかった。王城の衛兵も、侍女達も、カトリーレを王女扱いしてて気持ち悪い。王族なら王族としての教育を。 全ては、王位継承権の順で兄が王太子になったが、子供が生まれなかった事への当て付けを自分も含めた周りに許した国王が悪い!!元凶はお前だ!!
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重たすぎ
ネタバレ
2023年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物全員がただひたすらに重い。子爵令嬢と大公令嬢の設定でしたが、こんなにも身分関係なしに自分勝手な思い込みの激しい子爵令嬢がいるのかと(^^;ある意味たくましいですが、ここまでだといくらヒロインでもひいちゃいました。好き嫌いが分かれる作品だと思います。
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それぞれの愛が重すぎる
2023年2月19日
それぞれの愛が重すぎる上に表現の仕方が斜めすぎて・・・権力者の愛の為なら何でも許されるなんて酷い。生き返れたから良かったけれど、上に立つものが権力を振りかざす愚者だと犠牲になる者が浮かばれないです。嫌われる為にとはいってもイザークがリーゼに言った事や態度や行動は残念です。心を傷付ける必要は無いのにって思ってしまいます。そもそも処刑前の喧嘩(!?)の時のイザークの行動も誉められた物じゃないですし。ホントにアンドリックが良い子!!
殆どがヒロインの不遇シーン
ネタバレ
2023年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインが冤罪で拷問された後に処刑され、甦ってもまっっったく報われず辛い思いをし続けて、騙され裏切られ虐げられ傷付けられ……最後の最後にやっと、ヒーローの本心と事の真相が明らかにされてハッピーエンド。2巻合わせた全体の9割くらい、ヒロインが不遇な扱いです。勧善懲悪のハッピーエンドが好きな私にはモヤモヤでした。ヒーローを手に入れるためだけにヒロインを嵌めて処刑させた極悪令嬢はあっさり死ぬんじゃなくて罪人として裁かれて欲しかったなー。でもそうなったらヒロインとヒーローは生きてハッピーエンドにはならなかったんだろーなー……と、モヤモヤしました。モヤモヤ系が好きな方にはウケると思います。
ハッピーエンドですらない
ネタバレ
2023年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだことを後悔するレベルで、憤りしか残りません。
結論から言うと、復讐は成功しません。だって相手は自死ですからね。自死の理由は、罪に耐えられなくなった、とか後悔した、とかでは無く「死んだ主人公の体に自分の命が宿ればヒーロー役に愛されるから」とか言うもので、これが100%思惑通りになります。復讐相手の遺書も、罪を告白する目的ではなく自分がしたことをドヤってネタばらしする為のもので、主人公の冤罪が発覚したのは単なる「ついで」です。
つまり主人公は復讐相手に冤罪で婚約者を奪われて惨殺され、死体を焼かれて見世物にされて、最後は復讐相手の命が体に宿ってその体でヒーロー役と結ばれる訳で、これのどこにハッピーな要素があるのか本当に謎です。
又、主人公もヒーロー役も浅はかで愚かで行動に一貫性が無い上に肝心な所で失敗する人間で、良いところを見つけるのが難しいくらいです。
この手のお話に「スッキリ」「ほんわか」「ハッピー」「スカッと」「切ない」などの要素を求める人は読まない事をお勧めします。「ムカッと」「イライラ」だけが残りますので。
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