ネタバレ・感想あり貢がれ姫と冷厳の白狼王のレビュー

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冬のイメージ
2023年2月10日
この姫様はまるきり姫らしくは無い。王宮ではなく自然環境が厳しい中で育ての親である師匠に与えられた課題。貢がれ姫とは贄として獣人国へ遣わされること。その国での事情がまた二転三転。波瀾万丈の姫様の大活劇がタップリと楽しめます
とにかく挿絵が綺麗でヒロインが強い!
ネタバレ
2022年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自らが王女であることを知らず、森の中で育てられた真紅の髪と目を持つ少女、ニーナ。15歳を迎える冬、獣人の国ウルズガンドの《白狼王》に貢がれた彼女は、万病を治す万能薬として食べられる……はずだったのですが! 彼女の育て親であるお師匠様が、娘可愛さのあまりに彼女を鍛え、ヒグマも恐れない一流の狩人に育て上げてしまいます。タイトルから、「よくある生贄溺愛ものかな?」と思い、オオカミ獣人目当てに読み始めたのですが、いい意味で期待を裏切られました!ww
生贄ものはヒロインが虐げられていたり、可哀想な境遇にあることが多いのですが(ヒロインのニーナの境遇も、勿論可哀想ではあるのですが)それに負けず、ヒーロー顔負けのたくましい野生児に育ってしまったところが、面白かったです。挿絵はどれも美しく、ストーリーは最後まで「これ、助かるのか?」とドキドキハラハラ。ヒーローのヴォルガもただのイケメン狼獣人でなく、きちんとモフモフ狼に変身した上で甘々してくれます!!個人的には、ずっと狼でいて欲しい……!!
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作家名: 惺月いづみ / 駒田ハチ
ジャンル: ライトノベル
出版社: KADOKAWA